コピペ運動会

「日本は早急に補償を～中国の高速鉄道事故に寄せて～」
保正　誠也(東京都　２３歳　学生)

中国の高速鉄道で脱線事故が起こり、車両が川に転落したと言う。
昨今ニュースで報じられている通り、中国側は高速鉄道の技術はすべて
中国で開発したものであり、日本の新幹線の技術は一切関係ないと主張している。

だがちょっと待ってほしい。中国が高速鉄道の開発に躍起になった理由は何だろう？
そう、それは日本が新幹線を開発したためである。
戦後、敗戦国であった日本にはゆとりがなかった。まさに時は金なりの言葉どおり、
徒に速さを追求し、まるで速さこそがその価値であると言わんばかりに速度への執念を燃やし、
まるで狂気のごときスピードで狭い島国を駆け抜ける新幹線なるものを開発した。
その結果、中国の人々の心を惑わしてしまったのだ。
隣の芝生は青い…中国の人々の心を煽った結果がこの事故なのだ。
言わば日本人による間接的な心の侵略の結果なのだ。

今回のこの事故は過去に日本がアジア全域で犯した蛮行の象徴なのかもしれない。
衝突は人々の悲痛な叫び声であり、列車の転落した川の流れは日本人の侵略によって
アジアの人々が流した涙なのかもしれないのだ。
そう、この事故で私は確信した。被害者である中国の人々にとって終戦はないのだと。
このような事故が起こるたびに、彼らは日本による侵略行為を思い出し戦慄するのだと。

今回の事故を日本政府は真摯に受け止め、
列車事故の被害者の方々に誠意ある謝罪と賠償をするべきだと思う。