コピペ運動会

470万円を搾取され2009年8月に殺害されたプラモデルが趣味の大出嘉之さん（享年41）に対しては、
「おいしい手作り料理で愛情を伝えたいです。」と家庭的な面をアピール。
「結婚するなら、交際期間であっても避妊しなくてかまいません。」と、
肉体関係へのあからさまな積極性を見せ、自信の無い男性でも簡単に口説けるように自分を安売り。
「私は外見には自信はありませんが、今まで真面目に生きてきたということに関しては自信はあります。
内面は磨いてきました。仕事も勉強も一生懸命です。」と、謙虚さやけなげさをアピール。
「今日はありがとうございました。私の住所をお伝えしておきますね。」と、
プライバシーに関わる情報を聞かれずとも自ら開示して、無防備さを演出。
「お会いしてからずっと、嘉之さんのことを考えてしまいます。こういうドキドキがあるなんて」
「私も早く嘉之さんと幸せになりたいです。嘉之さんはハンサムなので、子供ができてもきっと
可愛いだろうなとウキウキしています」と早い段階でわかりやすく好意を表現し、おだてて、
女性経験が少ない男性にも優越感や安心感を与える。
　
大出さんと同時進行でメールしていた80代の男性Cさんに対しては、
「Cさんのご年齢で一人暮らしをされているなんてご立派です。お体は悪いところはないですか。
私は介護の仕事をしているので、お世話したい衝動に」と、献身をアピール。
肉体関係については「肌と肌の触れ合いで安らぎや愛情を感じたい」と伝え、
男性機能を失っている高齢男性への配慮を欠かさない。
　
しかし、銀行口座から180万円を引き出され、2009年5月に殺害された千葉県野田市の無職安藤建三さん（享年80）に対しては、
現役時代トラック運転手だった安藤さんの男らしい性格、そして男性としてのプライドを考慮してのことか、
「男性機能が不能ならお付き合いは無理と思っています。肌と肌の触れあいでわかり合えることは、多いです」とメール。
安藤さんは安藤さんはパソコンのデスクトップを佳苗の顔写真に設定し、医師から性機能改善薬を処方してもらっていた。
　
他にも1850万円を搾取され2009年1月に殺害された東京都青梅市の会社員寺田隆夫さん（享年53）や、
長野県在住で、池袋に呼び出されラブホテルで二度昏睡したMさん（当時49歳）、
5年間にわたり佳苗に7380万円渡し2007年に衰弱死したリサイクルショップ経営のFさん（当時60代）など、
数え切れないほどの男性から金をもらっては、1客3万円のティーカップなどの耽美的な高級品に散財してきた。
それぞれの男性が求めるものに応えるよう、カスタマイズして対応していたのだろうと思う。
　
ちなみに、唯一金をもらわずに付き合った男は、細身で長身、若い頃の玉置浩二に似たイケメンだそうです。
一酸化炭素中毒死した大出さんと「ドキドキしています」などのメールを交わしながら、
イケメンと福島磐梯を2泊3日で旅行していたそうです。
佳苗の唯一の本命彼氏とされる彼だけど、彼に対しても「吉川桜」という偽名を使っていたというから、底知れない女です。