コピペ運動会

39. 名も無き哲学者 2012年05月08日 12:33 ID:6rTTLUeV0
20年以上前の話

90年の参院選が終わった直後、俺は近所の
コンビニで夜、立ち読みをしていた。
突然、痩せこけた顔色の悪い青年が駆け込んできた。
何かに怯えてうろうろと店内を歩き回る。

すると今度は血色の良い、やや年上の太った青年がやってきた。

先に駆け込んで来た青年が彼を見るや
「助けて!!殺される!!」と、叫びながら店内を
駆け回り始めた。店内にいた俺を含め、客も店員も
異様な光景を唖然として眺めていた。

太った青年は落ち着いた声で
「すいません。こいつはちょっとおかしいんです」と言いながら
余裕で痩せた青年を捕まえた。
「もういやだ!!やめてくれえ!!やめてくれよおお!!」と
泣き喚いてしゃがみこんだ痩せた青年を、太った青年は
「馬鹿野朗!!逃げられる訳ねえだろ!!誰も信じねえんだよ!!覚悟しろよ!!」と
怒鳴りつけながら泣き喚く青年を力づくで引きずって出ていった。

店内にいた客同士
「なーんだ、○○外だったか‥」
「タコ部屋かな‥」
等と会話していた。

俺もそれきり忘れていた。

5年後、オウム事件が起こり90年頃から逃走をはかった信者を
殺しまくっていた事が報道された時‥

ハッと思い出した。


コンビニのすぐ近くに廃屋のようなアパートがあり、
オウムが選挙事務所を１階に構えて居た事を‥