コピペ運動会

十代の頃の自分はものすごい勘違い女だった。
それまでロクに容姿を誉められた事など無いのにアタシカワイイ☆と思い込んでいた。
（でも内気で小心者なんで、私なんてどうせ…みたいなキャラ作ってたんだけど。）
で、ある日友達と繁華街で買い物してる時にちょっと休憩して立ち話してた。
その時目の前が鏡みたいなガラス張りの壁だったんだけど、
友達のすぐ後ろに不細工で垢抜けない中途半端な人が映ってる。
『ハア？なにこの不細工。何でじっとこっち見てんの？立ち位置近すぎだし！キモッ！』
とか思った瞬間我に返って気付いた。
その不細工は自分自身でした。
なんかもう、まさに天地が引っくり返った程の衝撃。コペルニクス的展開。
主観と客観のあまりの違いに、それまで信じ込んでいた世界がガラガラと崩れ落ちて行き、しばらく立ち直れなかった。

>>521ほどではないが、1人で「見るぞ」と思って鏡見ると
見慣れた自分の顔のベスト状態拾い上げてたり
無意識にキメ顔作ってたり
比較対象のない状態で見てるから他人の顔を逆補整して想像したり
更に場合によっちゃ薄暗い洗面所で白熱灯や電球色の蛍光灯で見て
シミしわほくろ等を目立たなくしてたりするから
人と一緒に鏡を見たり集合写真を見たり、普段鏡では見られない方向からの
写真を見ると愕然とするんだなあ

自分をイケメンだと思っていた、そんな時期が俺にもありました