コピペ運動会

流れ切って投下。スーッとしたのは私だけかもしれないけど、未だに覚えている話をさせてください。
数年前、とある短期バイトで一日スーパーの臨時売り子をした。
初めてだったので緊張していたが、お昼のピークもすぎると店内も落ち着いてきて、心の余裕もでてきたそんな矢先。
六十は越えた爺さんが「あんた新顔だね」と話しかけてくれた。
軽く立ち話なら…と思ったが、続く続く爺さんの話。かれこれ３０分経過して、どう対処していいか分からず、
かといって蔑ろにも出来ず、おろおろしていたところを店員さんがバックヤードに引き入れて助けてくれた。
店員さん曰わく、「あの爺さん、暇だからって若い子にずっと絡むのよ、災難だったね」ということらしい。
店員さんからのフォローも頂いて、有り難いと思いながら持ち場に戻ると、
帰ったと思ったはずの爺さんはすでにスタンバイしていた。

(続き)
そしてまた、ロングトーク開始。
話の内容も、息子は偉い役職についてー、とかいい話と見せかけて自慢話や、
近頃の若いもんは…という話で、もにょっていた。
レジの別のバイト店員さんも、「あちゃー」という感じで苦笑している。
私も、次は受け流そうとしていたが、あまり怒らせてもいけない
(さっき呼ばれたのはわしのせいでだろう、店長に言っておくから大丈夫だと呼ばれたことがバレていた)、
でも遮らないといけない…というとこで、爺さんの話の流れが変わった。

「わしの息子も嫁さん探しててな、どうだ姉ちゃん」
「いえそんなははは…」
「まあ姉ちゃんなら彼氏ぐらい何人もいそうだな！」

当時60超えピザなのでお世辞にもほどがあると思い、つい、

「今まで誰もつき合ったことはないです」
と言った。
ついでに説明しておくと、私は彼氏いない歴＝年齢の典型的腐喪女。
お前この体型見たら分かるだろ！それ気にしてるんだよ！
とこういうところに喪女である僻みがあるとは思うのですが、そろそろ長話にイライラしていたので、
あくまでも笑顔を絶やさず返した。

(最後です)
途端に爺さんの表情が一変。
「なんだ、つまり処女か！」
と、なんでこの歳になってやってないんだ、経験がないんだ、今はみんなやってる！とセクハラ発言の嵐。
挙げ句、嘘だ、やってるんだろう！と爺さん何故か怒り気味。
一瞬( ゜д゜)という表情になったものの、
私の中の喪女僻みゲージとこの爺さんまさか私以外のバイトちゃんに聞いてるんじゃないだろうな、
かわいい子にセクハラ発言は許さん！という妙な正義感と、恥ずかしさと、いっぱいになって、

「すみません、私男性同士の恋愛にしか興味がないんです」

と口から何か漏れ出た。
固まる爺さん。
「お、おう…そうか…またな…」
と足早に退店していった。

爺さんごめんな、でも個人的にはその後ちゃんと仕事を全うできました。


>>492
GJ！

>「すみません、私男性同士の恋愛にしか興味がないんです」

これ、他の場面でも使えそうだから
何かあった時のために頭に入れておくよｗ

職場内の上司からのセクハラ質問にも有効的だわな


GJ＆反応ありがとうございます！
今でもなんであんな言葉を恥ずかしげもなく言えたのか分かりません…
話が話だけに公に言えなかったので話せてスッキリですw
皆様のところにも変なセクハラ爺さんが来ないよう祈祷しながらROMに戻ります！ありがとうございました！

>>497
頭いいなお前
俺も使わせてもらうわ
男だけど