コピペ運動会

ちょっとした、ほんとにちょっとした修羅場失礼します。

私:黒髪ロング。容姿的には中の上らしい。オタク。
彼男:私の彼氏。そこそこイケメン。上の中くらい。オタク。
A子:黒髪ロング。どんなにひいき目に見てもあまり可愛くない。オタク。

数年前の出来事。
元々あまりアウトドア派では無いのですが、たまたま機会がありちょっとしたイベントに出ました。
するとA子がスルスルとやってきて、彼男を私とA子で挟む形に。
そこからは私は空気のように扱われ、
「酔っちゃったぁ、頭なでなでしてー」
「澪ちゃんみたいになりたくて伸ばしてるのー、触る？」
などといったA子のアプローチをただ見守る事しかできませんでした。

A子は髪の毛が不思議なくらいベタベタしていて、体型とあいまってお相撲さんのようだと言っている人もいたのに
(それはさすがにどうかと思いましたが)
どこからその自信は来るのかといった勢いでした。
後から知りましたが、アニメのような天使の輪に憧れて椿油を塗りたくっていたそうです。


続きます

すると、私達の向かいに座っていた友人が見かねて、
「彼男くんには私子ちゃんがいるんだからダメだよ～（笑）」
と言ってしまいました。

すると、それまでのアニメ声は嘘のように冷え切った声でA子が私に向かって「は？」と聞いてきました。
怖さのあまりしどろもどろの私に余計イラついたらしく、「何わけわかんねーこと言ってんだよ！ブス！」などと暴言混じりでこちらへ向かってきます。

ですが、あまり気の弱い方ではない私は思わず、「お前よりは可愛い」といった旨の事を口汚く言い返してしまいました。
お酒のせいもあるのでしょうが、向かいの友人達も「お前よりも私子の方がよっぽど可愛いだろ」「謝れ」といった事を言ってしまいました。
酒で気が大きくなっていたのもあると思います。
先ほど私は中の上とは書きましたが、正直そこまでじゃないです。シラフではこんな台詞言えないだろうなと思います。

するとボロボロ泣き出したA子が、「お前なんかクソ女だ」「澪ちゃんは私」？(呂律が回っておらず、あまり聞き取れませんでした)と叫びながら机の上の皿などをこちらに投げてきました。
思わず顔をそむけて、背中をA子に向ける形になりました。
彼男も多分そんな体勢だったと思います。

その日はコースで蟹鍋だったのですが、その蟹用のハサミを掴んだA子は私のポニーテールを引っ張りばっさり根元から切断。
割と大事にしていたので、思わず私も叫んでしまいました。

その後A子は男性陣に取り押さえられましたが、ハサミを持ったまま暴れるので何人かが怪我をし、最終的に警察のお世話に。
私も茫然自失で、無残な髪の毛に泣くしかありませんでした。
居酒屋の人にもとても怒られ出入り禁止にされてしまい、大変でした。

これ締め方がよくわかりませんね、これで終わりです。
長文お付き合いいただきありがとうございました。