コピペ運動会

人が自殺する直前の姿を見たのが衝撃だった
以前勤めていた障がい者グループホームの入居者、Aさん。
温和な男性で、通所施設で真面目に作業してコツコツ工賃稼いでた
就労して生活保護から脱したいなと夢を語ってた
当日も、通所施設（いわゆる作業所ね）から笑顔で帰ってきて
コンビニ袋に入ったお菓子を、「これ、あとで食べるんだ～」と嬉しそうに振って見せた
その直後に部屋で…
発見した時はまだ息があったけど、助けられなかった。
上からは、自殺の意思に気が付かなかったのかと言われたけど、本当に分からなかった
お棺に、結局食べてなかったあのお菓子を入れながら
「なんでなんで」とか「気付かなくてごめんなさい」とか、頭ぐるぐるしてた
好きな仕事だったけど、耐えられなくて辞めた
あと、その人の唯一の身内である実のお母さんが、遺体の引き取りを拒否したのもショックだった
Aさんは時々お母さんの話をして、すごく恋しがってたけど
当のお母さんは「迷惑ですから…」って。
でも、遺品とお金があるんですが（生保の人だから大した金額じゃないけど）と連絡したら、手のひら返してやって来た。ドキュババアを予想してたら
ごく普通の人の良さそうなオバさんで、なんだかそれも衝撃だった