コピペ運動会

　
───　1998年　SEGA　

(●▲●)「もうダメだ……」

　(●▲●)　湯川英一　株式会社セガ専務

(●▲●)「プレステ強すぎるよ…勝てないよ…」
(´・ω・｀)「どうしたらいいんでしょう…」
(●▲●)「しょうがない。　こうなったらプロの手を借りよう」
(´・ω・｀)「プロ？」

彡[^][^]「やーどうもどうも」
(´・ω・｀)（何だこのメガネデブ）
(●▲●)「やあよく来てくれたね」
(´・ω・｀)「あの、専務、この人はどういう…」
(●▲●)「ああ、この人はね…」
彡[ﾟ][ﾟ]「ひらめいとぅぁぁあ！！！！」 ｸﾜｯ
(；´・ω・｀)「っ！？」 ﾋﾞｸｯ
(；●▲●)「ど、どうしたんだい」
彡[ﾟ][ﾟ]「専務を広告塔にするんや！！」
(●▲●)「えっ　私？」
(；´・ω・｀)「な、何を言ってるんだ！　専務を広告塔に！？　ふざけるのもいい加減に…」
彡[ﾟ][ﾟ]「フザけてなんかおまへん。　せやな、専務をCMに使うんや。　内容は…自虐的にしよ！」


　
(；´・ω・｀)「こら！　何勝手なことばっかり！　そんなんで売れるワケないだろ！」
(；´・ω・｀)「いいか！？　CMっていうのは有名なタレントを使って、知名度を借りてだな…」
彡[-][-]「はーっ…何も分かってへんな…　そんな古臭い手法が通用するかいな」
彡[ﾟ][ﾟ]「ええか、これからの時代は"素人"がキラーコンテンツになるんや！」
彡[ﾟ][ﾟ]「大衆は完璧なタレントなんか求めてへん！　どこか抜けてて何かが欠けとるアマチュアを求めとるんや」
彡[ﾟ][ﾟ]「その素人を育てる為に金を出すんや。　どや、ワイが出した金でこいつらを育てたるでーつってな！」
彡[^][^]「これからは『わしが育てた感』を売る時代や！　素人こそが金になる時代なんや！」
(；´・ω・｀)「そ、そんなめちゃくちゃな話があるか！　専務、こいつペテンですよ！　耳を貸しちゃダメです！」

(●▲●)「……」
(●▲●)「……分かった、私が広告塔になろう」
(´ﾟωﾟ｀)「専務！？」
(●▲●)「私は……君を信じるよ……」

彡[^][^] ﾆｯｺﾘ


　
(；´・ω・｀)「そ、そんな！　CMが話題だって！？」
(●▲●)「いやぁ…『日本一有名な専務』なんて言われちゃったよ…まいったね」
(；´・ω・｀)「馬鹿な…何かの間違いに決まってる！　すぐに化けの皮が…」

　　湯川専務のCM、第38回ACC全日本CMフェスティバルの最優秀テレビCM賞を受賞。

(；´ ω ｀)「おかしい…こんなことは許されない…」
(●▲●)「いやーCM効果は絶大だね。　ドリキャスの発売日に売り切れたよー」
彡[^][^]「そら良かったわ。　ほな、ワイはこれで」 ｽﾀｽﾀ
(；´・ω・｀)「専務！！　あの男は一体何者なんですか！？」
(●▲●)「彼は…ええと、何て言えばいいのかな…一口には言えないよ」
(●▲●)「おニャン子クラブをプロデュースして、川の流れのようにを作詞して、あずきちゃんの原作者…ってところかな…」

彡[ﾟ][ﾟ]「着信アリも書き終わって暇やな～」
彡[^][^]「せや！　AKBっちゅうアイドルグループ作ったろ！」

　
　　おしまい