コピペ運動会

　風俗とラーメンは似ている。食べた/やった後、必ず後悔すると事前にわかっているのに行ってしまう。
　一時期ちょっと金の余裕あった時、月一でホテヘルに通っていた。巨乳が好きなので、巨乳デリヘルに行きたかったが、金はそこまでなかったのでぽっちゃりホテヘル（いわゆる肥満デリヘルである！）に通った。これも貧乏算の亜種だ。
　ぽっちゃりはそこまで好きではなかったがおっぱいが欲しければある程度の皮下脂肪は我慢しなければならない。そこである女性と出会った。彼女は『こうめ』と名乗った。おっぱいはCカップ程。少し太っていたが、僕は許容範囲ですごく興奮した。
　彼女は言った
こうめ『私、風俗もやってるけど、パパ活もやってるの』
僕『パパ活ではHまでするの？』
こうめ『いや、しない。私と話するだけで客は満足するのよ』
この時、マウント取りが趣味の僕は凄い気分がよくなった。パパ活の奴らはトークで満足しているが、僕はその女の裸をみてあまつさえチンチンを入れようとしている！

　そんな楽しい彼女との相瀬の時間は無情にもストップウォッチのけたたましい音量に引き裂かれる。楽しい時間が終わり、彼女と別れ、駅までのバスに乗り考えた。パパ活の奴らが間抜けとマウントとっていたが、何を言っているんだ？パパ活の奴らも金を払えば、彼女とHできたのだ。自分が情けなくなり、帰りのバスで頭を抱えて泣きたくなった。１～２万払ってこんなつらい思いするなんて、２度といかないっ！！！( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯと決意を固めるのだが２日後には、デリヘルHPをスクロールして、次の出会いを想像して期待と５㎝の股間を膨らます僕だった。

2020年12月12日