コピペ運動会

本日、急遽、FF7をやりたくなり、近所にあるゲームのショップへ行った。通称キムラヤである。
そこには沢山ゲームが置いてあって、きっとFF7もそこに売っているだろうとタカをくくっていたのだが、
売ってはいなかった。10年以上の前のゲームだから仕方ないと言ったらそれまでなのだが、

俺は神だ。神の欲しいものを店に置いておかないとは愚昧極まる愚行。
そこで店員に一言言ってやった。

俺「おい、そこの貴様！私はファイナルファンタジー７がやりたいのだが？」
店「は、はあ・・・」
俺「何故ここには売ってないのだ？貴様は私を誰と心得ている？」
店「えーと・・・？」
俺「チッ。使えんな。失せろ！」

俺はそう言い残し、きびす返しをした。
ハードボイルドな男をかもし出し店を後にした。
あの店員と周囲の客はきっと俺にベタ惚れだったろうなぁ・・・。
少々気が引けるが次はBOOC-OFFに行った。

何年も前のゲームだろうが、それこそファミコンすらも売ってる中古のショップだ。
中古品など貧乏人の買うものだと思っているがこの際仕方がない。
探してみた。
すると、PSソフトのコーナーにあったではないか。

しかし値段を見て驚愕。
驚きの2000円！！
10年も前のゲームが2000円だと？
これはいくらなんでも人の足元を見すぎだ。一般庶民があまりにも哀れだ。
これはいけないと思い、俺はすぐさまレジにかけつけ文句を言った！

俺「貴様ー！何だこの値段は！え！？
　このソフトだよ！10年も前のゲームをこんな値段で出していいと思っているのかー！！！！」
店「お、お客様、お静かに・・・このゲームは未だ人気のため相場が高いんですよ！」
俺「クックック・・・貴様、私に歯向かうとはいい度胸だ・・・気に入った・・・
　冥土の土産にこのスキルを見せてやろう・・・」
俺は手のひらに地獄の業火を召還した。
店「ひ、ひぃぃぃいい〜」
腰を抜かす店員。

すると他の店員がやってきて

店２「お、お客様・・・その商品のお金は結構です。ですから、ですから、どうか命だけはっ！！」
こう哀願してきたのだ。
俺「チッ・・・コイツの粋な計らいによって貴様はなんとか命拾いしたな・・・運の良い奴だ・・・


無料とあらばおとなしく引き下がる他あるまい。俺は店を後にした。
そして現在、プレイステーション２を起動してプレイ中なのである。