コピペ運動会

ＡとＢ
Ａ「はぁー…」
Ｂ「昨日アラスカ行ったぁ？」
Ａ「いきなり何の脈絡もないな。そして俺のため息は無視か」
Ｂ「昨日のテレビめっちゃ面白かったんだぜー！」
Ａ「えっ、さらにスルー？それはわざとか？天然か？しかも話題が方向転換しすぎて俺路頭に迷いそうだよ？」
Ｂ「いやぁ、やっぱ後半30分で曙がうさぎをボッコボコにした所は面白かったよなー♪」
Ａ「とことん無視か…ってなにそれ！？勝てないからってとうとう草食動物！？曙のプライドめちゃくちゃじゃない!!??動物愛護教会とかぜってーうるさいだろ！！？」
Ｂ「ん？ムツゴロウさんが残虐な笑みを浮かべつつ一緒に殴ってたけど？」
Ａ「…たぶんお前は疲れてたんだよ…。それか軽くトリッブしてたか？
…ちなみにそれどこでやってた？」
Ｂ「テレビだけど？」
Ａ「そりゃそうだろうなぁ。ラジオでうさぎボコってる所は見れねーもんなぁ。

…ってちげーよ、何チャンかって聞いてんの！」
Ｂ「みっちゃん☆」
Ａ「そこはせめてアグネスチャンぐらいメジャーなとこ言っとこーよ」
Ｂ「ちゃんと給食費持ってきたぁ？」
Ａ「お前は話題変えるの趣味なのか？」
Ｂ「…あっ！俺の給食費がない！」
Ａ「あぁーあ、忘れてやんのぉ〜…って何だよその生暖かい目は。言っとくけど俺は盗ってないからな」
Ｂ「じゃあやっぱり曙かぁ！！」
Ａ「曙は絶対違うから！ってかやっぱりってなんだよ！第一、会ってないだろ！」
Ｂ「じゃあお前が盗って曙に渡したのか？」
Ａ「被害妄想もそこまでいくとある意味特技だよな」
Ｂ「…あっ！」
Ａ「おっ？どこにあるか思い出したか？」
Ｂ「うん！今朝学校行く途中でイルカ見てたらいきなり『とんでみろ』っていわれて、とんだら小銭入ってる給食費巻き上げられてそのイルカが給食費握りしめて魚買うのをほほえましく見てたんだった！」
Ａ「…ずいぶんメルヘンな人生をお送りになっているようで。」
Ｂ「やだなぁ〜、そんな誉めんなよっっ」
Ａ「誉めてねーよ…」
Ｂ「で、なんか話があるんじゃなかったの？ちんたらしてないでさっさと話しなよっ」
Ａ「話をさせなかったのは誰だよ！」
Ｂ「曙？」
Ａ「いい加減曙から離れろ！


…んで、相談したいことがあるんだけど…実は俺…好きな子が出来たんだっ…////」
Ｂ「…あぁ、ゴメン。聞いてなかった。今すぐもう一回言うか、この場で腹踊りかどっちがいい？」
Ａ「なんで聞き逃した本人がそんなに偉そうなんだよ！
じゃあもう一回言うからな！俺は…」
Ｂ「お前みたいな青二才好きになる奴なんていないよっ☆」
Ａ「まだ言ってないのに！お前絶対聞いてただろ！しかも爽やかに毒吐きやがって…！」
Ｂ「もう、そんな誉めんなってっっ」
Ａ「だから誉めてねー！……もういいや。勝手に話すからな！


毎朝同じ電車に乗ってる子を好きになっちまったんだっ///さらさらの髪、くりっとした目、白い肌、ぷるんとした唇、もう、めっちゃ可愛いんだぜっ！！」
Ｂ「牛とその娘、どっちが可愛い？」
Ａ「あきらかに比較対象おかしいだろ！俺が好きになったのは家畜か！？」
Ｂ「似たようなもんじゃんっ♪」
Ａ「見てもないのに決め付けるなよ！
その娘は清楚で可憐で普通だ！」
Ｂ「清楚で可憐な普通の牛？」
Ａ「牛じゃねーよ！！」
Ｂ「じゃあ曙かぁ！」
Ａ「曙はもういい！」
Ｂ「曙に罪はねー！」
Ａ「…あぁ、そうだな。お前が全面的に悪いな」
Ｂ「よし、じゃあ告れ♪」Ａ「何がよしなんだよ…。…ってか、そ・そんな勇気ねーよ///」
Ｂ「じゃあとりあえずその娘の所行くか」
Ａ「いや、そんな勇気ねーよ…」
Ｂ「じゃあ行くぞ！〇▲高校か曙の自宅どっちがいい？」
Ａ「二つ目は確実にねーな。とりあえず高校の方行くか…(多分あてずっぽうで高校の名前言ってるな。こいつのほとぼりが冷めるまでつきあうか…)」



―〇▲高校―



Ｂ「…あぁ、ほらいたいた！」
Ａ「えっ…！マジでいるし！ってかなんで顔知ってんだよ！俺教えてねーぞ！？」
Ｂ「よし行け！当たって砕けろの精神だ！」
Ａ「ちっとは話を聞け！！…でも…そうだよな…ダメでもともとだ！行ってくるぜ！」
Ｂ「よし！砕けてこい！」
Ａ「いやいや、砕けちゃダメだから！そこは当たって砕けろだろ！？せめて少しくらい応援しようよ！」
Ｂ「がーんばれー」
Ａ「うわっ！やる気ねー」
Ｂ「いいからさっさと行ってこいよっ！」


―ゲシッ―


Ａ「いってー…蹴るなよ！」
娘「大丈夫ですか？」
Ａ「うわっ！あ・あの…(こうなりゃやけだ！)」





Ａ「あの…！
…好きですっ///」





娘「え？私！？
あの…その…

ごめんなさい…私他に好きな人がいるの…。




曙が好き…vV」

Ａ「お前ら全員曙から離れろー！！！」
完