コピペ運動会

昔飼ってた猫の話。
何匹か飼ってる中にいた虎猫の兄妹、入り猫でよく家から脱出しては家の周りで昼寝していた。
陽射しの暖かい秋のある日、兄の方が白い軽トラの屋根で寝ている。家の中から見て「何もあんな所で」と。
しばらくしてエンジン音。チラッと目を向けるとまだ屋根の上。寝ているのかすくんでいるのか、降りない。
これはヤバいと急いで玄関から出るも、軽トラは走り去った後。探したが見つからなかった。
５日ほど立った日の夕方。帰ってくると妹猫が家の門の前にたたずんでいる。側を通ったが無視される。
何か引っ掛かったので私はしばらくそいつを眺めていた。
ほどなくその猫が突然左を向く。つられて私もその方向を凝視。猫が鋭く「ニャッニャッ」と鳴いた。
遠くの方から駆けてくる何か。足元の猫がそれに向かって駆け出す。
追い掛けると少し汚く少し痩せた兄猫と妹猫が抱き合わんばかりにくっついている。２匹とも呼び合うみたいに鳴きまくる。
猫も感動の再会みたいな事するんだな、とその時思ったのを覚えている。その後、猫の出入りは厳重にした。
そしてその２匹は再会後もとても仲が良かった。
ある年の冬。妹猫が亡くなった後、呼ばれるように兄も次の日に亡くなった。その為葬式は同時。
今も２匹は同じ場所にいる。

今から10年前の話。
当時わしは高校3年生。
実家の隣の空き地で、子猫を連れた親猫を見かけた。
子猫は3匹いたけど、1匹が死んでいるみたいだった。
近寄ってみると、生きている2匹が必死に、その死んだ1匹を舐めていた。
母猫はじっとそれを見ていた。

わしもしばらく見ていたけど、なんだかいたたまれなくなった。
母猫に、
「この子、埋めちゃってもいい?」
って聞いたら、母猫が
「にゃーん」
って返事した。

子猫をどかせて、空き地に穴を掘って、その子を産めてやった。
花も何も添えなかった。周りはススキだらけだった。

・・・それから数年経ったとき、あの時生きていた2匹が、大人猫になってその空き地に来た。
大きくなってた。模様はそのままだった。

埋められた兄弟の近くと思われる場所で、2匹そろって昼寝を始めた。
それから2，3年ほど、彼らはたまにやってきては、必ず同じ場所で昼寝してた。

うちの猫 ５歳で 病気で死んだ

病院に入院してたけど医者にも見放されて後は家でゆっくりさせてやってって言われた
家に帰ってきてからは今までは押し入れの布団の中で寝てたのになぜか
俺の部屋の丸い座布団の上でで寝るようになった

家に帰ってきて一週間後に朝 起きたら猫は動かなくなってた

もしかしたらｳﾁに来なければもっと幸せに暮らせたかな？とか
病気にもならずに天寿を全うできたかも とかいろいろ考えた

それからは動物は飼わないって決めた
でも 犬も猫も大好きだよ