192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2008/10/14(火) 16:18:50.07 ID:sGrdnOPT0
1週間前に別れた女は最悪だった・・・というか別れ方が最悪だった
1週間前、それは彼女の誕生日。
俺は頑張って彼女の行きたがってたフレンチレストランを予約した。
1人1万8000円もするコースだ。定刻通り待ち合わせ場所に来た彼女と
他愛も無い話をしながらレストランへ
店前で気付く彼女
「ここは・・・覚えててくれたんだ」
涙ぐむ彼女をエスコートして、店内そしてテーブルへ。
サラダが運ばれて来ても涙が止まらない彼女を横目に、
ウェイターに『すいませんね』みたいな顔で一瞥する俺。
話しかけると、泣き止むどころか激しさを増す彼女。
「そんなに泣くなって、せっかくの誕生日だし・・・ここ来たかったんだろ?」
想定外のドラマの様なシチュエーションに観客を欲する俺の声は良く響き、
周りの客から祝福の微笑みを貰う。