これは私が小学校低学年の時の話なので、
もう十数年も前の話です。
夏、同じ町内に住んでいる友人達と肝試しをしようという事になり、
じゃあどこへ行く?という時に、友人の一人が「とっておきの場所」
を知っているんだと言い出したのです。
彼が言うにはそこはかつてドラム缶に入れられコンクリート詰めにされた
女子中学生の死体が発見されたといういわくつきの場所らしく、
今もまだそのドラム缶が放置されたままになっていると言うのです。
今にして思えばそんな筈がありません。
変死体が回収されないでそのまま放置される事なんてありえないからです。
でも小学生だった自分はすっかりその話を信じ込んでいました。
「じゃあそのドラム缶を見に行ってやろうぜ。」
誰かがそう言い出し、反対する者はいませんでした。
私は怖かったのですが、
ここで行かないなどと言おうものなら
腰抜け扱いされる事はわかりきっていたので、
何も言わずしぶしぶ後を付いて行く事にしたのです。
目的地に着くまでそれほど時間はかかりませんでした。
そこは薄暗い場所でした。
正確に言うとそこは斜面に建つ民家の床下とでも言うんでしょうか、
もう十数年も前の話です。
夏、同じ町内に住んでいる友人達と肝試しをしようという事になり、
じゃあどこへ行く?という時に、友人の一人が「とっておきの場所」
を知っているんだと言い出したのです。
彼が言うにはそこはかつてドラム缶に入れられコンクリート詰めにされた
女子中学生の死体が発見されたといういわくつきの場所らしく、
今もまだそのドラム缶が放置されたままになっていると言うのです。
今にして思えばそんな筈がありません。
変死体が回収されないでそのまま放置される事なんてありえないからです。
でも小学生だった自分はすっかりその話を信じ込んでいました。
「じゃあそのドラム缶を見に行ってやろうぜ。」
誰かがそう言い出し、反対する者はいませんでした。
私は怖かったのですが、
ここで行かないなどと言おうものなら
腰抜け扱いされる事はわかりきっていたので、
何も言わずしぶしぶ後を付いて行く事にしたのです。
目的地に着くまでそれほど時間はかかりませんでした。
そこは薄暗い場所でした。
正確に言うとそこは斜面に建つ民家の床下とでも言うんでしょうか、
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