952 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 2007/05/07(月) 13:27:13 ID:tvf82lii
あれは平成12年3月4日、自分が高校1年の時のお話。
その日はPS2の発売日。
予約すらできなかった自分は、入荷するかもという僅かな希望を頼りに近所のゲームショップへ。
学校終わって午後1時にお店に到着。店のカウンター前には既に3人の客が並んでいた。
自分は、こりゃ無理かなーと思いながらも4番目に並んだ。
すると前の客が「入荷は4つか3つらしいので、もしかしたら買えないかもよ?」と不安を煽る。
まー他に希望は無いので並び続けることに。
並んで2時間、何人かの客が自分の後ろに並んでは入荷数を聞いて帰っていった。
ところが入荷予定時間の5時が近づいた頃、DQN親子が自分の後ろに。
入荷数を聞いても帰らない。わずかん希望にもすがりたいんだろーなとか思ってた。
そしてついに午後5時。お店のロゴが入った車が駐車場に到着。
何台入荷だ?とドキドキして見てた自分。店員が青い箱を運び出す。
1、2、3・・・4!4台ある。自分も買える!
後ろのDQN親子残念でした。ジャンプして叫びたいのを堪えながらお金を準備する。
4万2千円あるのを確かめて視線をカウンターに戻す。
すると!自分の前にDQN少年が立ってる!
割り込まれた!DQN親父が「大丈夫、大丈夫」とか言ってる・・・
ヘタレな自分なオロオロしてた。頭真っ白。
そうこうしてる間に一人、二人と会計を済ませついに最後の1台になったとき、
DQN少年がカウンター前に・・・そしたらなんと!
店員さんが、青い箱を手に持って自分の前に
「41790円です」
あわてて4万2000円を払う自分。DQN少年ポカーン。
店員さんは、自分が4番目に並んでたのをちゃんと見てたようだ。
涙が出そうになりながらお釣りを受け取り店を後にした。
ありがとうゲームショップ桃太郎。
でもPS2の箱の保障印に隣のツタヤの印鑑があったのはワロタw