3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:37:32.93 ID:+I+BUGXz0
今日珍しく俺は母ちゃんを外食に誘った。 行き先は昔からよく行く馴染みのラーメン屋だった。
俺は味噌大盛り、母ちゃんは味噌並み盛りを頼んだ。
「昔からここ美味しいのよね」って、柄にもなく顔にシワよせて笑ってたんだ。
ラーメンが出来上がると、俺も母ちゃんも夢中で麺をすすってた。
あんまりにも母ちゃんがニコニコしながら食べてるもんだから、
俺もつられて笑っちまったよ。
しばらく経って、ラーメンを食い終わった俺はふと母ちゃんの方を見たんだ。
ラーメンの器に浮かぶチャーシューが一枚、二枚、三枚・・。そのチャーシューを捲ると麺がまだ沢山余ってた。
母ちゃんは俺の方を申し訳なさそうに見て、「ごめんね、母ちゃんもう年だから。ごめんね」と繰り返してた。
「んなもんしゃーねーべ」と言うと、俺は母ちゃんの残したラーメンをすすった。
そういやガキの頃、よく無理して大盛り頼んで、結局食べきれなくて母ちゃんに食ってもらってたっけ。
いつの間にか立場も逆転。あんなに若かった母ちゃんの顔も今じゃシワだらけで、背丈も頭一個分違う。
そのシワの数程今まで散々迷惑掛けたんだろうなって思うと、悔しさと不甲斐なさで涙が出てくる。
母ちゃん、こんな俺を今まで育ててくれてありがとう。
俺、立派な社会人になるわ。
5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:38:46.09 ID:+I+BUGXz0
16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/02/27(土) 10:27:20.64 ID:RoX/G8CQ0 [8/18回発言]
俺は小学生の頃に母の作った炊き込みご飯が大好物だった。 特にそれを口に出して言った事は無かったけど母は判っていて
誕生日や何かの記念日には我が家の夕食は必ず炊き込みご飯だった。
高校生位になるとさすがに「又かよっ!」と思う様になっていたのだが
家を離れるようになっても、たまに実家に帰ると待っていたのは母の
「炊き込みご飯作ったよ。沢山食べなさい」の言葉だった・・・
会社に電話が来て慌てて向かった病室には既に近くの親戚が集まっていた。
モルヒネを打たれ意識の無い母の手を握り締めると母の口が動いた。
何かを俺に言いたそうだった。母の口元に耳を近づけると
「炊きこ・・・たよ。たくさ・・・・さい」と消え入りそうな声で言っていた。
それが最後の言葉だった。
「ママの作ったスパゲッティー大好き!」口の周りを赤くして
スパゲッティーを食べる娘とそれを幸せそうな目で見つめる妻を見る度に
母の炊き込みご飯が食べたくなる。
6 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 2011/10/18(火) 20:40:14.20 ID:URGTCBX+0
>>5やめろ
コメント一覧
きめぇよ
哀れな子
ニート「健康でいるのが何よりの親孝行」
ニート「自分第一、親第二」
可哀想な奴だな
ニートは論外として
親は子供を第一に考えるが、
子供は自分を第一に考えていいだろ
そして自分が親になったら子供を第一に考えればいい
た・の・む・か・ら
珍しい
そうだね
その台詞は人の親になってから言うべきものだけどね
涙拭けよ
便所紙で
今度からちゃんと調べようね知的障害者さん
※3の半分もイイ入ってないの草
まぁそんだけおこぼれもらえたらお前にしちゃ多過ぎるぐらいだ
俺※3だけどそういうのは他のどのコメ欄にもいるものだから
最初はいちいち自分のコメに便乗されてウザかったけど今となっては慣れちゃったわ