夏の夜に体験した恐怖の出来事

コピペ投稿者:komm  投稿者ID:Zfs5Djz+
コピペ投稿日時:
110: 名無しさん@HOME 2015/07/14(火) 20:19:31.49 0
また暑い季節がやって来た。異常なまでに蒸し暑かった夏の夜に体験した恐怖の出来事は今でも忘れない。

あの日…繁忙期に入り、俺は夜遅くまで事務処理に没頭する毎日を送っていた。
ふと時計を見ると既に23時を回っている。書類に判子を押し既決トレイに入れ、溜息をついた。
俺は背凭れに身を預け大きく背伸びをし、「今日はもう止めだ。」と呟き
携帯を取り出し、愛する妻に帰宅する旨と先に寝るよう連絡をし、席を立った。
戸締りをし、照明を落とし事務所を後にした。
裏口の扉を開いた途端、凄まじい熱気に晒される。
俺は急いで車に乗り込みエンジンをかけ、エアコンを点け車を出し帰途についた。
「今日はいつも以上に蒸し暑い夜だ。」などと呟き、静まり返った深夜のオフィス街を抜ける。

郊外に出たところで山越えにはなるが、近道のルートを選んだ。
時間が時間なだけに対向車は全く無く、ところどころに街路灯が点いているだけだが
整備が行き届いており走り易い。

続きます。

111: 110 2015/07/14(火) 20:20:31.51 0
大排気量車のおかげで軽々と山道を登っていく。
仕事にひと段落つけば休みを取って妻を旅行に連れて行ってやろう。もう少しの辛抱だ。などと思いながら車を走らせる。
その時、恐怖の出来事は起こった。カーブを曲がったところの路肩が広くなった街路灯の下で、
肌の青白い男の子が佇んでいるのが見えた気がした。
俺は驚いてブレーキをかけた。ルームミラーで確認をすると、確かに男の子が佇んでこちらをじっと見ている。
そして、フッと暗闇へと消えて行った。
この山の中でこんな時間に子供が一人で?俺は恐怖に憑りつかれ、あわてて車を出した。
エアコンを点けているのにもかかわらず全身から嫌な汗が噴き出すのを感じた。
一刻も早く山道を抜けようとスピードを上げ、ルームミラーは見ないようにし、BGMの音量を上げる。
やがて山道を抜け住宅街に入り、人の息吹を感じるようになったあたりで、あの男の子のことを思い返した。
路肩の暗いところで車が停まっていたような気がするし、あの子供は虫篭のようなものを持っていたように思う。
もう学生は夏休みだ。肌が青白く見えたのは街路灯のせいで、親御さんとカブトムシでも捕りに来ていたのだろう。
その時俺は、本当の恐怖はこれからだということを知る由もなかった。

続きます。

112: 110 2015/07/14(火) 20:21:16.92 0
自宅マンションに着いた時には午前一時近くになっていた。。
連日の残業で疲れが溜まっているせいか、何かを背負っているように体が重い。
扉を開け、静かにリビングに向かうと、電気が点き、妻が椅子に座ったまま机に顔を伏せ眠っていた。
あれほど先に寝てろと言ったのに。俺が帰って来るまで何とか起きていようとしてくれたのか。
その時、不意に体が軽くなるのを感じた。家には愛する妻が俺を待ってくれている。これが家庭の暖かさってやつか。
俺は優しく妻を起こす。妻は目を覚ますや、慌てて
「俺さん。お帰りなさい。ごめんなさい。私ったら寝てしまっていました。」
俺はそんな健気な妻を愛おしく思い、強く抱きしめ、頬にキスをし、
何か話したそうにしている妻を静止し、寝室へ向かうよう促した。
その頃にはあの子供のことなどすっかり忘れていた。

妻が寝室へ向かうのを見届け、俺はバスルームに向かいシャワーを浴びた。
そして冷蔵庫からブランデーを取り出しグラスに注ぎ、スーッと飲み干した。
この喉越しが堪らなく心地良い。暫く涼み、酔いが回って来たところで寝室へ向かう。
寝室の扉の前で廊下の照明を落とした時のことだった。
突如、周りの空気が淀み、重くなるのを感じた。廊下の突当りで気配がする。
恐る恐る気配のする方向へ目を向けると、常夜灯だけが点く仄暗い廊下の向こうで蠢く青白く小さな影が見えた。
その瞬間、俺は金縛りに遭い全身が硬直し、妻を呼ぼうとしたが声も全く出ない。
小さな青白い影は音も立てずゆっくりと俺に近づいて来た。
「お兄ちゃん。暗い。暗いよ。」か細い声が聞こえた。
山中で見た子供のことが頭を過る。
俺は渾身の力を振り絞り、もがき、何とか金縛りから脱した。

次で最後です。

113: 110 2015/07/14(火) 20:21:58.62 0
「うおわっ!?」

「ひゃあ!?」

小さな白い影は俺の声にびっくりして泣き出した。良く見ると白っぽいパジャマを着た女の子だ。
その直後、「ドスン!」嫁がベッドから転げ落ちる音がし、寝室から飛び出して来て廊下の照明を点けた。
そして一瞬固まった後、泣いている女の子を落ち着かせ始めた。俺は何で女の子が家に居るのかを聞いたら、
「○○ちゃんじゃない!俺君の姪っ子でしょ?今晩預かるって何回も言ったしさっきも言ったじゃない。
玄関に靴あったでしょ?メール送ったのも見てないんでしょ?最近疲れてるとか言って
注意力散漫でボヤボヤして生返事ばっかりしているからこうなるのよ!
お風呂入ったらさっさと寝れば良いのにいつまでも起きてダラダラして
弱い癖して酒飲んで顔真っ赤にして寝るから朝起きれずにいつもバタバタ(以下略」

○○ちゃんびっくりしたね~。こんな酔っ払いほっといて寝ましょうね~。
嫁の口から機関銃のように出て来る歯に衣着せぬ言葉に、俺は打ちひしがれた。

姪っ子が丁度トイレから出て来たタイミングで俺が廊下の電気を消したらしい
そう言えば、兄貴から○日に姪っ子を預かってくれと言ってたが
それが今日だったのは綺麗さっぱり忘れていた。
嫁。俺は疲れていたんだ。

終わり。
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コメント一覧

1  名前::2017/07/05(水) 11:13:05  ID:qo92m317 携帯からの投稿
まだ子供もいないのに、旦那の姪っ子の面倒までみるなんて偉すぎる。
しかも姪っ子は泊まり掛け。
しかも旦那は深夜まで帰ってこない。
嫁さん健気すぎるだろ…。
2Spacer イイ!コメント
2  名前::2017/07/05(水) 12:19:17  ID:9TNa/mnT スマートフォンからの投稿
稼ぎいいなら良いけどね
3Spacer イイ!コメント
3  名前::2017/07/05(水) 15:49:10  ID:9B5h1Y4A スマートフォンからの投稿
肌の青白い男の子全然関係ねーじゃねーか。
これは普通に面白いショートショートだな。文章も上手い。
4Spacer イイ!コメント
4  名前::2017/07/05(水) 16:04:42  ID:/a9slvux PCからの投稿
真夏の夜の淫夢???(空目
0Spacer イイ!コメント
5  名前::2017/07/05(水) 16:29:25  ID:xUg3RfIm PCからの投稿
山道の男の子はミスリードかよ
0Spacer イイ!コメント
6  名前::2017/07/05(水) 17:10:35  ID:bngFfXmx 携帯からの投稿
※3
霊かと思ったら姪っ子でした
これが普通に面白いってハードル低すぎだろ
文章もひどいぞ
「俺さん」+敬語から「俺君」+タメ口とか
中学生が考えたショートショートってとこだろ
6Spacer イイ!コメント
7  名前::2017/07/05(水) 18:28:36  ID:9oBVbIA4 PCからの投稿
※6
じゃあもっとハードルの高い、超絶面白いやつをお前が書け
とは言わんけど、友達少なそうやね
3Spacer イイ!コメント
8  名前::2017/07/05(水) 22:28:27  ID:Zfs5Djz+ PCからの投稿
※6は一緒に映画見に行くとポップコーンとコーラの原価語り出したり、
「この辺はCG、これは着ぐるみ」とか頼まれもしないのに教えてくれるタイプ。
5Spacer イイ!コメント
9  名前::2017/07/06(木) 01:32:50  ID:PDY41pIy PCからの投稿
幼稚園児に「サンタさんは本当はいないんだ」と言うタイプ
0Spacer イイ!コメント
10  名前::2017/07/06(木) 09:11:59  ID:l2e5DG+n 携帯からの投稿
腐女子に「ホモsexなんか本当はウンコ臭いだけなんだ」と言うタイプ
0Spacer イイ!コメント
11  名前::2017/07/07(金) 10:18:39  ID:SVi1BQOj スマートフォンからの投稿
米6
姪っ子を幽霊と勘違いしただけの話を読める話に仕立ててるとこがイイと思うんだが…。
オチがしょうもない笑い話の類でしょ。
文章もまぁもちろんプロ並みではないにせよ、少なくとも状況は完全に把握出来るし、それっぽい書き方もできている。

俺は面白いと思うがなぁ。
0Spacer イイ!コメント
 

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