1: 風吹けば名無し 2018/03/19(月) 14:35:53.33 ID:b6x8nOTB0.net

あるニワトリ小屋で、飼育員が毎日、エサを決まった時間に同じ量だけを与えていた。

飼育員は、非常に几帳面な性格だったらしく、何年間も正確に同じことをしていた。

 さて、小屋の中のニワトリたちは、なぜ、毎日 同じ時間に 同じ量のエサが放り込まれるのか、その原理や仕組みをまったく想像しようもなかった。が、とにかく、毎日、決まった時間に同じことがおきるのだ。

 いつしか、ニワトリたちは、それが「確実に起きること」だと認識し、 物理法則として理論化しはじめた。
そして、その確実な理論から、関連する法則を次々と導き出していき、 重さや時間の単位も、エサの分配についての経済や政治の理論もすべて、 毎日放り込まれるエサを基準にして行われた。

 それは妥当なモノの考え方だ。 だって、それは「確実に起きること」「絶対的な物理法則」なのだから。

 しかし、ある日、ヒネクレモノのニワトリがこう言った。

「でも、そんなの、明日も同じことが起きるとは限らないんじゃないの?」

 そんなことを言うニワトリは、他のニワトリたちから袋叩きにあう。

「ばぁーか、なに言ってんだよ。いいか? この現象はな、この世界ができてから、ずーっと続いているんだよ。何十代も前のじいさんが書いた歴史書を読んでみろよ。それからな、この現象をもとにして書かれた理論、学術論文を ちゃんと読んでみろよ。
みんな、矛盾なく成り立っているだろ? それに、実験による確認だって、きちんとされているんだよ! それを何の根拠もなく疑うなんてな。そういう無知から、擬似科学やオカルトが始まるんだ。おまえは、もっと勉強した方がいいぞ」

 しかし、ある日、不況の煽りをうけ長年働いた飼育員がリストラとなり、 ニワトリへのエサやりは、ズボラなアルバイトの役目となった。

 次の日、ニワトリたちが、何十代もかけて構築した科学のすべては吹っ飛んだ。
  • イイ! 21
  • 泣ける 0
  • ガクガクブルブル 2
  • ホンワカ 0
  • オワタ 1
  • キンモー 1
  • カワイソス 2
  • ブッ!! 0
  • イクナイ! 4
  • イラネ(削除希望) 削希

最近のコピペ評価状況

イイ! イイ! イイ! イイ! イイ! イイ! イイ! イイ! イイ! イイ! イイ! カワイソス

コメント一覧

1  名前::2018/03/21(水) 17:05:06  ID:OAiUHRA/ 携帯からの投稿
根幹から?
7Spacer イイ!コメント
2  名前::2018/03/21(水) 17:29:59  ID:VTldskLw スマートフォンからの投稿
ニワトリって案外早いサイクルで世代交代するんだな
1Spacer イイ!コメント
3  名前::2018/03/21(水) 17:32:26  ID:SMuieEkS スマートフォンからの投稿
「科学を根幹から破壊」ではなく、「科学の根幹」ですよねこれ。
1Spacer イイ!コメント
4  名前::2018/03/21(水) 17:37:45  ID:H8p93q0N PCからの投稿
科学批判というか科学盲信者批判程度にしかなってないな
科学が科学たりえるのは先人の研究を容赦なく批判の俎上に載せる懐疑精神であって、
だからこそニュートン力学の限界が示され、わざわざLHCなんて物が作られてるわけでしょ

まあ物理定数に疑問を持つ哲学的態度自体はアリなんだけど、
それを笠に着て上位の体系(神とか精神世界とか)を確信的かつ無根拠に組んじゃう奴が実際多いんだよなぁ
12Spacer イイ!コメント
5  名前::2018/03/21(水) 17:40:37  ID:6EE+Pc+c スマートフォンからの投稿
科学者は科学的に証明されていない事象を科学と信じ、科学的に証明する仕事である。
故に科学者は変人扱いされる事が多い。
0Spacer イイ!コメント
6  名前::2018/03/21(水) 18:05:16  ID:3kj19Q8V スマートフォンからの投稿
科学的にどうこう言う奴の何人がその科学を理解してるのかってのはいつも疑問に思う。
2Spacer イイ!コメント
7  名前::2018/03/21(水) 18:16:51  ID:piepvIAe PCからの投稿
高度に発達した科学は魔術と区別がつかない
3Spacer イイ!コメント
8  名前::2018/03/21(水) 20:19:38  ID:ZXQ/Pq4b スマートフォンからの投稿
※7
高度ではない科学(エセ科学)も魔術と区別がつかない
0Spacer イイ!コメント
9  名前::2018/03/21(水) 21:03:37  ID:ObOx6AS/ スマートフォンからの投稿
太古の昔からの常識が完膚なきまでに覆ることは
科学史ではよくあることなんだが

この例に近い話で「地球一周4万kmとして1mを定めたけど、
メートル法が広まってから再調査したら誤差があった」
って話があるけど、それでメートル法は揺るがなかった
多分この鶏たちも余裕で切り抜ける
3Spacer イイ!コメント
10  名前::2018/03/21(水) 22:15:22  ID:Uw4wJZjP PCからの投稿
ヒュームかな?
「自然の斉一性」ですね。
これは、完全に克服できてない問題。
0Spacer イイ!コメント
11  名前::2018/03/21(水) 22:48:16  ID:LGzx6ym2 PCからの投稿
要するに、剣道部の1年生が裸踊りを命じられてふんどしをはずすのは
誰しも同じだが、チンポの大きさは個々に違うってことだよな!
0Spacer イイ!コメント
12  名前::2018/03/23(金) 19:58:22  ID:zy4E/06Q PCからの投稿
科学の根幹として、反証の仮説がないと科学とは言えない(反証可能性)、ってのがあるんで、科学的なのはむしろ疑った鶏の方だわな。
0Spacer イイ!コメント
 

コメントを投稿する

名前:

コメントルール

URL

よろしければ、ブログ・mixi等からリンク等を貼る時などにでも利用してください。