コピペ運動会

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そうなんだよね。たとえば蘇民祭とか、ふんどしいっちょの男衆が
わさーっと集う神事は、その光景ごとタイムスリップするみたいな
錯覚に捕われる。裸の男たちが長島願証寺の戦の真っ最中に現れて、
裸なもんだから一向宗の側で戦うことになって（殲滅されかけていた
一向宗の門徒兵らは、わずかな生き残りが裸になって決死の覚悟で
織田軍に立ち向かった）パニック起こしてるうちにふんどしが解けて
全員素っ裸。大敗するも命拾いした男たちはフルチンで捕虜にされ
信長の岐阜城に連れて行かれ、柴田勝家とか男臭い武将たちの前で
裸踊りやら百人一斉射精やら強制されたあと処刑されることになり、
信長の温情で「最期の姿でフルチンは情けなかろう。ふんどしだけは
締めさせてやるかの」と言われ、男たちが決意の涙で締め込んだ途端、
時空がひび割れてもとの現在の裸祭り会場に戻れたものの、その際に
なぜか誰もふんどしをしておらず、見物人から「おい、全員素っ裸で
盛っちまうんじゃねえか！」と囃されてハッテンワールドに陥ったとき、
神の怒りに触れて世界が壊れる……そんな逸話を思い出した。

『戦国自衛隊』も男たちがタイムスリップしたけど、この２つの話から
導き出される結論は、強烈な男の汗臭さが時空を超える鍵であるという
ことだと思うね、俺は。