コピペ運動会

日テレの四番町別館１ＦにＬスタジオってある(※今もあるかは知らん)んだけど、スタジオ前の通路が狭いんだ。
どれくらい狭いかって言うと人２人ようやく通り過ぎれるくらい。

夕方に俺は本館からダンボールいっぱいの小道具を抱えて四別にある事務所に戻る所だった。
するとＬスタの前にスゲーいっぱいの若いねーちゃん達。
肌があらわになっているお揃いの衣装を着ていた。
このスタジオは狭くて普段は人をいっぱい使った撮影なんかやらないから驚いた。
俺「どっかの企業のキャンペーンモデルか？」と思いつつ
とりあえず通れない為、
俺「すいませーん！通してもらえますか〜？」と声を張った。
しかしねーちゃん達は動かないし振り向きもしない。
座りこんで動かない者。おしゃべりに夢中の者。様々だった。
俺「あのー・・・すいませーん！」
俺には時間がなかったのでそのままねーちゃん達を踏みつけて進むことにした。

ねーちゃん達「いたーい！」「さいてー！」「ふざけんなよー！」
様々な罵倒があったが無視して進んだ。
そしてやっと通り終わった後に振り向いて言い放った。

俺「あんまふざけてっと仕事なくなるよ。マネージャーと制作(ＡＤ)呼べコラ！」
ねーちゃん達「なにあいつ。生意気ー」
通路に木霊する俺の怒声。俺の声は普段からかなりデカイがこの時はおもいっきり声を張り上げた。
正面玄関から警備員、スタジオからはマネージャーらしき人やその他のスタッフが蟻のようにワラワラでてきた。

俺「おう。俺は●●部の●●だがここの制作チーフとこいつらのマネージャーはどいつだ？」
小さく押さえて言った。
事の詳細を伝えキチンと言い残しその場を去った。
夜２１時を過ぎた頃、俺はデスクで次の日の撮影の準備をしていた。
するとそのマネージャーとねーちゃん達がゾロゾロとやってきた。
俺はデスクに戻ってから「ちと言いすぎたかな」と反省していた事もありその光景に若干ビビっていた。

俺のデスクはいっぱいのねーちゃん達とマネージャーに囲まれた。
するとマネージャーはお詫びの菓子折りとサイン色紙を差し出した。
知らん人のサインとかマジでイラネー(´A`)
と断ったが、どうしてもと言う事で菓子折りだけ置いて去っていった。

すると後輩やらディレクターが集まってきて何があったと聞いてきた。
夕方にカクカクシカジカと。

Ｄ「あいつらモーニング娘っていうんだぞ」
後輩「サインもらっておけば良かったじゃないですか！！！」

あ・・・有名人だったんだ。俺は有名人に疎い。今もだが。
俺はデカイ声で「おーい●●（※マネージャーの名前）！ちと来ーーーーーーーい！！！！！！！！」
とデスクに座ったままマネージャーを呼んだらすっ飛んできた。
俺「サインも置いてけ」
マネージャーの後に続いてモ娘も歩いてきた。
俺「おまえらは呼んでねーよ」
奴らは凹んで帰って行った。

あれ以来、俺はモ娘が大嫌いだ。