162 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/03/12(月) 20:26:21 287HfTnX
中学生の頃の話。バレンタインの次の日、男子が数人集まって大声で話してた。
『なんか〇〇から手作りチョコもらったんだけどよー、
キモいから犬にやったら匂いかいで食わねえの!』
『犬も食わねぇチョコ恐ぇええ!!www』
授業が始まる前だから、話題の〇〇さんももちろん教室にいる中で。
その時、今にも泣き出しそうな〇〇の横に座ってた☆☆君が突然ケラケラ笑い出して、
「お前らほんと、ガキだよな!その言葉、絶対将来後悔するからな!
このクラスで一番美人は〇〇だぞ。今はメガネかけて髪ボサボサしてるけど、
目は二重で大きくてパーツは整ってるし肌は綺麗だし、絶対美人になるぞ!
同窓会で泣くからな~。〇〇、今は悔しいだろうけど、
いつか見下せる日がくるからな、そん時は『ガキがっ』て鼻で笑ってやれ」
何言ってんだコイツ~的な雰囲気でクラス中に笑いの渦がおこったけど、
それは本当に現実になった。
成人式の後に同窓会があり、そこに現れた〇〇さんは、
小雪を小さくして細めにしたような、色白の飛び抜けた美人になってた。
みんな「鼻で笑ってやらないの~??www」と悪ガキ3人を指さしてたけど、
もともと大人しくて優しい〇〇さんは困った顔で微笑んでた。
そして、☆☆君を見つけて「ちょっと、早いけど…」とチョコを渡してた。
コメント一覧
とてつもなく垢抜けて大人びた雰囲気になっていたのに
びびったことがある。
恋が始まればいいのに。
いくら素材がよくてもアレなことは多い