タラヲ「サンタさんからプレゼントきたです~」
コピペ投稿者:名無しさん
コピペ投稿日時:2009/09/26 23:30
コピペ投稿日時:2009/09/26 23:30
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 20:40:39.80 ID:WpdYsLFq0
サザエ「良かったわねタラちゃん。で、中身は?」タラヲ「えーと。…キャラメルです」
サザエ「まあ、素敵なプレゼントじゃない!早速食べてみなさい」
タラヲ「まだ大事に取っておくです!」
サザエ「いいから食べなさい!!」
タラヲ「ビクッ! あ、明日食べるです」
サザエ「チッ」
波平「で、タラヲはキャラメル食べたかね?」
サザエ「それがまだ…明日食べるそうよ」
マスオ「明日か…」
カツオ「…」
ワカメ「…」
フネ「…もう寝ましょう」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 20:42:57.07 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「おはようです」サザエ「おはようタラちゃん」
タラヲ「あれ?僕の朝ごはんがないです」
サザエ「タラちゃんにはサンタさんからもらったキャラメルがあるでしょ?」
タラヲ「あれは朝ごはんじゃないです」
波平「タラちゃん、食べ物を粗末にしちゃいけないよ」
タラヲ「今日のおやつの時間に食べるです」
マスオ「今食べなさい」
タラヲ「えっ!?」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 20:45:15.25 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「キャラメルもってきたです」マスオ「さぁ、食べなさい」
タラヲ「パパにも一個あげます、はい」
マスオ「えぇぇ!!ぱ、パパは良いよ、それよりママに上げなさい」
サザエ「!!」
タラヲ「嫌です、パパに上げるんです!」
マスオ「うぐぅ…」
サザエ「ニヤニヤ」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 20:48:03.85 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「お食べ」マスオ「あ、ありがとう。タラちゃん、タラちゃんがもらったのなんだから、先にタラちゃんが食べなさい」
タラヲ「パパが食べた後食べます」
サザエ「まぁタラちゃん、優しいのね」
タラヲ「えへんです!」
マスオ「じ、ジオン!」
一同「…」
マスオ「タラちゃんが食べたら、パパも食べるぞ!」
タラヲ「僕はパパの後でいいです」
マスオ「このガキ…」
タラヲ「?何か言ったですか?」
マスオ「ぃ、ぃゃ…」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 20:51:02.35 ID:WpdYsLFq0
マスオ(ええい死なば諸共よ!食ったふりをすればいいんだ!)ぱくっ!
マスオ「ひゃぁああぁうまい!タラちゃん、パパは食べたぞぉ。次はタラちゃんの番だ!」
タラヲ「パパ、嘘はいけないです。まだちゃんと食べてないですよ」
マスオ「クソガキ」
サザエ「あなた抑えて!」
マスオ「ぐっ!!!」
カツオ「タラちゃん、ちょっと」
マスオ「カツオ君!」
タラヲ「なんですか?」
カツオ「ふふふ」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 20:58:04.04 ID:WpdYsLFq0
カツオ「タラちゃん、パパは申し訳ないと思ってなかなか食べられないのさ」タラヲ「何でですか?」
カツオ「だってそうだろ?キャラメルはタラちゃんがもらったものなのに、そのタラちゃんが先に食べず
パパが先に食べちゃったら、サンタさんが悲しむじゃないか。
タラちゃんに真っ先に食べて欲しかったのにって」
タラヲ「あっ!」
カツオ「ね?だからパパはタラちゃんが先に食べておいしいって言ってくれなきゃ、食べられないと思うよ」
タラヲ「そうだったんですか。ぱぱごめんです」
マスオ「いやぁ良いんだよ。(カツオ君、恩にきるよ)」
タラヲ「じゃあサンタさんにパパに先に食べてもらえるようにお願いするです」
カツオ「!!」
マスオ「ぅそ…」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:01:24.47 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「サンタさんにお手紙書くです」カツオ「か、書いてどうするの?」
タラヲ「枕の横においとくです。そうすればサンタさんが読んでくれますよ」
カツオ「だって今日はもうクリスマスじゃないじゃない」
タラヲ「大丈夫です」
カツオ「なんで?」
タラヲ「何でもです。あ、カツオ兄ちゃんにも一個あげるです」
カツオ「ぼ、僕はいいよ!」
ワカメ「もらってあげたら?お兄ちゃん」
カツオ「てめ!」
ワカメ「ふふ」
マスオ(あああああああああああああ)
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:05:10.94 ID:WpdYsLFq0
その夜マスオ「サザエ、どうしたらいい?」
サザエ「そうね…。サンタさんの返事を書いてあげたら?」
マスオ「そうか!先にタラちゃんが食べろ!とか書いておけば流石に…」
サザエ「善は急げよ!」
マスオ「よし!」
次の朝
マスオ「タラちゃん。サンタさんから返事がきたよ」
タラヲ「本当ですか!?」
マスオ「あぁ。ほら」
タラヲ「うわぁ本当です!なんて書いてるですか?」
マスオ「パパに食べてもらっても良いけど、先にタラちゃんに食べて欲しいって書いてるよ」
タラヲ「へぇ………違うです!」
マスオ「えっ!?(ぎくっ)」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:08:22.77 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「これはパパの字です」マスオ「何でそう思うんだい?タラちゃん字が読めないじゃないか」
タラヲ「パパが小説書いてるのいつも見てるから、パパの字はすぐにわかるんです」
マスオ「ち、違うよ!パパの字じゃないよ!!」
タラヲ「嘘ついてもわかるですよ!」
マスオ「あぁ、サザエぇ!!」
サザエ「あなた落ち着いて!」
タラヲ「おじいちゃんに言いつけてやるです!」
マスオ「僕はどうしたら良いんだ」
サザエ「それにしてもなかなか食べないわね」
マスオ「本能的に危険を察知してるとしか思えないね」
サザエ「…」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:13:35.06 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「おじいちゃ~ん!パパが嘘ついたです(泣)」波平「ほぉ、そいつはけしからん!」
タラヲ「サンタさんの返事じゃなかったです」
波平「そうかそうか、可哀想に。ところでタラちゃんキャラメルはどうしたかね?」
タラヲ「ここにあるです」
波平「ほぉ、立派なキャラメルだな。タラちゃん、食べてごらん、どんな味かおじいちゃんに教えておくれ」
タラヲ「でも、先にパパに食べて欲しいです」
波平「そうかそうか。でも先にタラちゃんが食べるべきだなぁ」
タラヲ「どうしてですか?」
波平「それが人の道理というものだ」
タラヲ「ドーリですか?」
波平「うん」
タラヲ「…。わかりました、じゃあ今日のおやつの時間に食べるです」
波平「良い子だタラちゃん」
タラヲ「エヘンです!あ、そうだおじいちゃんにも一個上げるです!」
波平「!!」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:19:12.08 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「食べてください」波平「あ、ああ。おじいちゃんもおやつの時間にタラちゃんと一緒に食べるぞ」
タラヲ「おやつの時間が待ち遠しいです」
波平「そ、そうだね」
タラヲ「パパー!」
タタッ
波平「まさかわしまで…」
フネ「あなた、お気をたしかに!」
波平「しかし、タラが先に食べれば…」
フネ「果たして、そう上手くいきますかね?」
波平「…」
タラヲ「パパ、さっきのことは許すです」
マスオ「えぇ?本当かい?」
タラヲ「ドーリです!」
サザエ「まぁタラちゃん偉いわね!で、キャラメルはどうしたの?」
タラヲ「ここにあるです!今日のおやつの時間に食べるです」
サザエ「じゃあパパと一緒におやつの時間に食べなさい」
タラヲ「はい!あ、ママにも一個上げるです!今日のおやつです」
サザエ「え!?ま、ママはいいわ。太るから!」
タラヲ「遠慮しなくていいですよ、はい」
マスオ「サザエ、もらってあげなよw」
サザエ「あなた!」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:24:11.80 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「ワカメお姉ちゃんと御婆ちゃんにも上げてくるです!」マスオ「!」
サザエ「こ、これで全員があのキャラメルを手にするってわけね…」
マスオ「な、なぁに、タラちゃんが先に食べれば何も問題ないよ…たぶん」
サザエ「まあ、皆知ってることだし、大丈夫よね…」
タラヲ「ワカメお姉ちゃん、一個あげるです」
ワカメ「な、なんでよ!それはタラちゃんがもらったキャラメルでしょ?」
タラヲ「今日のおやつです。皆で一緒に食べるです!」
ワカメ「い、いらないわよ!」
タラヲ「上げるです。もらわないと今日も僕はキャラメル食べられないです」
ワカメ「え?」
タラヲ「おやつの時間に皆で食べるって決めたんです!」
ワカメ「………わかったわ、おやつの時間に皆で食べましょ」
タラヲ「はい!」
カツオ「ワカメ…」
タラヲ「おばあちゃ~ん」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:28:14.13 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「おばあちゃん、はいキャラメル」フネ「あら御婆ちゃんにもくれるのかい?」
タラヲ「皆で一緒に食べるです」
フネ「そうかい。じゃあ皆でいただこうかしらね」
タラヲ「早くおやつにな~あれ!」
3時
タラヲ「おやつの時間ですよ」
一同(やっときたか!)
タラヲ「皆キャラメルもってきたですか?」
マスオ「あぁ、あるよ」
サザエ「タラちゃん、どうもありがとう」
波平「いやぁ、やっとおやつの時間だな」
フネ「ほほほ」
ワカメ「…ゴクリ」
カツオ「じゃあ食べようか!」
タラヲ…!!「ちょっと待ってください!」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:32:56.55 ID:WpdYsLFq0
マスオ「ど、どうしたんだい、タラちゃん?」タラヲ「何か変です!」
サザエ「!」
波平(ま、まさかばれたか!?)
タラヲ「カツオ兄ちゃん…」
カツオ「え?僕?」
タラヲ「そのキャラメル僕が上げたのじゃないです!」
カツオ「な!冗談はよしてよ、タラちゃんにもらったキャラメルじゃないか…」
タラヲ「違うです。僕はわかってますよ!」
カツオ「…ば、ばれたか。」
波平「カツオ!!!!!」
カツオ「びくっ!」
タラヲ「僕の上げたキャラメルどこにあるですか!」
カツオ「こ、ここにあるよ…ほら」
タラヲ「良かったです」
サザエ「じゃ、じゃあ気を取り直して皆でいただきましょう!」
一同「いただきま~す!」
タラヲ「あっ!!!!」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:38:10.51 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「皆に上げちゃって、僕のキャラメルがないです」一同「なに!」
マスオ「た、タラちゃん僕のをあげようか」
サザエ「な、何言ってるのよ!ママのを上げるわタラちゃん」
波平「わしは甘いものが苦手でなぁ」
ワカメ「私やっぱりいらない!タラちゃんに返すわ!」
カツオ「僕は自分のがあるからタラちゃん、これ上げるよ!」
タラヲ「いいんです!」
マスオ「え?」
タラヲ「僕は皆に食べてもらえればそれで良いんです!」
サザエ「でもタラちゃんがサンタさんからもらったものでしょ?
皆で食べるのは良いとしてタラちゃんが食べないってのは…」
波平「左様!タラちゃん道理じゃぞ、道理」
タラヲ「いいんです。サンタさんからのプレゼントを皆にあげるです。
きっとサンタさんも喜んでくれますよ!」
マスオ「嬉しくないわ!」
タラヲ「え?なんでパパが怒るですか?」
マスオ「ぐっ!」
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:45:32.98 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「さぁ、皆食べてください」一同「………」
フネ「皆…」
タラヲ「ん?」
フネ「もう良いでしょう」
カツオ「母さん」
ワカメ「お母さん…(泣)」
フネ「さ、皆でいただきましょう」
波平「そうだな。」
タラヲ「皆どうしたですか?」
マスオ「うっさいわ!!」
タラヲ「ぇ!?」
サザエ「仕方ないわね。さ、食べましょう」
フネ「タラちゃん…最後まであなたって子は…」
一同「いただきまーす」
パクッ
タラヲ「皆お味はどうですか?」
一同「…」
タラヲ「皆どうしたですか?こんなところで寝てると風邪ひきますよ?パパ、ママ?」
マスオ・サザエ「…」
タラヲ「カツオ兄ちゃん、ワカメお姉ちゃん?」
カツオ・ワカメ「…」
タラヲ「おじいちゃん、おばあちゃん?」
波平・フネ「…」
タラヲ「皆起きないです…」
……
タラヲ「本当だったんですね…」
ノリスケ「あぁ」
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 21:51:07.44 ID:WpdYsLFq0
タラヲ「ノリスケおじちゃんの言うとおりでした」ノリスケ「いや、突然びっくりさせてしまってすまなかった」
タラヲ「良いんです。おじちゃんのおかげで僕は助かったんですから」
ノリスケ「あの日、僕はサザエさんが薬局で妙なものを買っていくのを見たんだ
気になって磯野家に行った時に、こっそりサザエさんの部屋を見てみると、変なノートを見つけてね」
タラヲ「…」
ノリスケ「磯野家に不穏な動きありと見たのさ」
タラヲ「僕は嫌われてたです。だから僕も皆嫌いになったです。本当にありがとうです」
ノリスケ「さ、行こうか」
タラヲ「どこにですか?」
ノリスケ「地獄だよw」
タラヲ「え!?」
ノリスケ「…」
伊佐坂「カァーーーーーーット!はい、皆さんお疲れ様でしたぁ」
ノリスケ「いやぁ、疲れたなぁ」
カツオ「何言ってんのさノリスケおじさん。おじさんは最後の一幕しか出番なかったじゃん」
ノリスケ「酷いなぁカツオ君」
波平「それにしても皆迫真の演技だったなぁ」
フネ「本当ですねぇ」
サザエ「特にマスオさんと来たら、本当に殺されるかのような演技だったわ」
マスオ「んサザエぇ…」
ワカメ「私どきどきしちゃった!」
タラヲ「皆お疲れ様ですぅ」
波平「ははははははwタラちゃんも良くがんばったなぁ」
伊佐坂「いや、タラちゃん良い縁起だったよ」
タラヲ「エヘンです」
カツオ「じゃあ打ち上げに皆でお寿司でも食べに行こうよ!」
波平「カツオ!お前ってやつわ!!」
カツオ「ひぃっ!」
一同「あはははははははあははははははははw」
「タラヲ氏ね」
タラヲ「え?」
終
コメント一覧
・・・でも意外とおもしろかった
_■■■_゙◆,
,’ ゙ミ`、◆,
| 中 Ξ|◆,
,ー'=、,,ーー=、 三|◆,
`(・ シ(・ シ)三|▲
`,=´ `ーー=´三|▼
|ノ___ヽ 三|
/ト=-ーー┤\Ξ|
`∫|| _ __| ∫ヨ
|レ" / | 三|
|ヒー-ー-┤ Ξ|
ヘ`‾‾~フ Ξナ
`ーー—ーーー—´
普通に面白いと思った
夜だからか?
タラヲうぜぇぇぇぇええ
いつもいつも思っていたんだが、文が長いことを理由に中身をろくに読まずにイクナイを連打するのは止めた方がいいかもよ…
なんかそういうの見ると頭…いやなんでもない
つまんねぇよ
なにこの糞
荒らし文投下してすまんかった。なんかエラいことしてしまった気がして帰って来たらやっぱり荒れてしまったな…
あの時の俺の頭がおかしかったんです。ついイライラしてたとはいえ大変失礼しました…投稿主さんにも迷惑かけてごめんなさい。
流行ってるらしいな、それ。
タラヲ…!!「ちょっと待ってください!」
ここで爆笑した