9 :名無しさんに座布団一枚:1966/05/15(日) 15:49:43 ID:JoAx4ntV
俺は久々に嫌な夢を見たノコギリを持った男が俺の部屋に立っている・・・
俺は恐怖のあまり動くことが出来ず、ただその男を眺めている。
すると男は突然ノコギリで家の柱を切り出した!
思わず「やめろ!!」と叫ぶ俺
するとゆっくりこちらを振り返る男
その顔は、見るも無残に潰されて顔中に釘が打ち付けてある
「お前もこうなりたいのか?お前もこうなりたいのか?
してやろうか?してやろうか?」
ゆっくり俺に近づく男・・・俺は金縛りにあったように動けず、そして・・・
男のノコギリが俺の顔に・・・
そこで目が覚めた
嫌な夢だ、後味が悪い・・・俺は水を飲もうと立ち上がった
俺の目に飛び込んできたのは、無残にも傷つけられた家の柱!
俺は恐怖で腰を抜かしてしまった、あの男は現実に!!
そして次はホントに俺の顔が刻まれてしまうのではないかと
その日のバイトで、俺は寺生まれで霊感の強い吉河寛海さんにその夢を相談してみた
しかし、吉河さんは「泰通、馬鹿な事を言うんじゃないよ」と冷たい対応
なんとしても引き下がれないので必死に何とかしてください!と頼み込むと
「それじゃあアタシがCMやってる線香とローソクくれてやるからそれを枕元に置いて寝なさい、
そうすりゃ大丈夫だ」と線香とローソクを渡してくれた
次の日、不安ながらも朝の早かった俺は床に付いた、そこでまた夢を見た
「つづき、つづき、つづき!つづき!つづき!つづき!」
またあの男だ!!俺は夢の中で吉河さんの線香とローソクを探した
しかしどこにも見当たらない・・・
「これ?これ?これ?」なんと線香とローソクを男が持っている!もうおしまいだ!!
だが次の瞬間、お守りが眩い光に包まれ、どこからとも無く吉河さんの声が
「山田君、座布団全部持ってって!!」
線香とローソクは光と共に飛び散り、男の半身を吹き飛ばした。
「あああああああああ」
半身でのたうつ男を尻目に俺は夢から目覚めた
枕元にあったはずの線香とローソクはどこをどんなに探しても見つからなかった・・・
その話を吉河さんに話すと
「といった所で笑点お開きまた来週!」と呟く吉河さん
寺生まれはスゴイ、俺は感動を覚えずにはいられなかった。
コメント一覧
何事も程ほどでないとなぁ。
何事も程ほどでないとなぁ。
いや、やってみたかっただけだ。
いや、米3と俺がね…
いや、※3と※5と私とオカン
ぼくのかおをおたべ・・・
吉河寛海は、三遊亭圓楽の本名で、寺生まれも本当。
泰通は三遊亭楽太郎の本名。
そこには元気な下半身の姿が! (・ω・ )?