202 名前:Mr.名無しさん[sage] 投稿日:2009/10/24(土) 10:53:15
「こっくりさん、こっくりさん。もう、お帰りください」 僕が、そう告げると十円玉はスゥっと動き「いいえ」のところに止まりました。
「えっ」「嘘」「マジで!?」
皆が動揺し、続いて恐怖感が広がっていきます。
同じことを、もう一度やりましたが今度も「いいえ」でした。友人の一人はパニック寸前で
「帰ろうよ、もうヤだよ、怖いよ……」
と、繰り返すだけ。
そこで、あることに気が付いたので尋ねてみました。
「こっくりさん、こっくりさん。帰らないのは、一人になると寂しいからですか」
その途端十円玉がすごい勢いで動き文章を綴りました。
「そっ、そんな訳ないでしょ! ただ、ちょっと、そう、からかっただけよ! そ・れ・だ・け! フンだ!」
直後、ばたばたとラップ音がしたかと思うと、ひとりでにドアがガラガラピシャンと開いて閉じて、何かの気配は消えてしまいました。
コメント一覧
お前イケメンじゃねぇから来ねぇよ
狐戌狸さんだよ?
わかるか?
つまりハーレムってことだな!
獣姦乙
それが何か?
狐狗狸さんじゃね?