360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 06:03:28.88 ID:00DkWE9CO
一人っ子の私は、両親にとても愛されながら育ってきた。 特に母は私を可愛がり、 私が何か失敗をしたり、ちょっとした悪さをしたりしても怒ったりせず、ニコッと笑って許してくれた。
親としては少し甘いのかもしれないが、私はそんな母が大好きだった。
ある日、学校から帰って来て、リビングでテレビを見ていると、電話が鳴った。母からだった。
「真奈美、今スーパーに買い物に来てるんだけど、冷蔵庫にニンジンがあるか、ちょっと見てくれる?」
私は「ちょっと待ってね」と言いながら、キッチンに向かった。
そして冷蔵庫を開けようとした時、あるモノが目に留まった。
冷蔵庫の上に置かれた、一冊の手帳。
あれ?と思いながら、私は冷蔵庫を開け、ニンジンがあるかないか確認して母に伝えた。
電話を切った後、私は、そっとその手帳を手に取った。
手帳は、母が昔から肌身離さず持ち歩いている物で、ずいぶんボロボロだった。私は小さい頃から、この手帳の事が気になっていた。
何をしても笑って許してくれた母。でも覚えている。
私が何か失敗や悪さをする度に、母がこの手帳にサラサラと何か書いていたのを。
そしてそれは今も・・
私は手帳に何が書いてあるのか、ずっと知りたかった。
好奇心に支配され、罪悪感を抱かずに私は手帳を開いた。
無作為に開かれた手帳のページの真ん中には、こう書かれていた。
『 今日の真奈美−3点 残り168点』
コメント一覧
あんたおっさんだろ
平成に入ってもロボコンはあったぞ
確か苦手なものが
ゴキブリ→ネズミになったはず
それがこわいわ
平成に入ってからもロボコンあったけど?
青春ものっぽいやつ
たまたま開いたページだからな?
最後のページはどーなってるか分からない。
最初の持ち点は…1000点でいいかな。もう私ってばやっぱり甘いんだから…へへっ」
米20ありがとう
古いのはおいしくないよ?(´・ω・`)
へへっ
イイ(・∀・)!!
こんな風になった
(・∀・)