221 :本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 22:56:09 ID:bIuQ8mSK0
小学校の時の通学路の少し外れたところに、いつもピンポンダッシュしている家があった。一日に四回その家にした事もあった。
その家はベルを押してあっという間に逃げられるところにあり人通りも少ないところだった。
自分以外にもその家にピンポンダッシュしている奴は何人もいたが
つかまったものはもちろん、その家から人が出てくるのをみたという奴は誰もいなかった。
そこはボロボロの古びたな廃墟のような建物で、まるでお化け屋敷のようだった。
表\札もついていなかった。
しかし、そこには真っ赤な軽自動車のような
ダサい車がいつも止まっていたので間違いなく人は住んでいた。
学校では担任が
『ピンポンダッシュの苦情が学校によく来る、くだらない事をしないように』
などとよく注意していた。
やるなと言われると余計にやりたくなる物で、何回も例の家にピンポンダッシュをしてやった。
担任は毎日ピンポンダッシュの事を注意していた。
そのかいもあってかピンポンダッシュする奴はめっきり減ったみたいだが俺はしつこく続けていた。
学習塾の帰りで夜の八時くらいにも2、3回鳴らしてやった。
先生は『また苦情の電話があった。夜にまでピンポンダッシュをするばか者がいる』
といっていた。
俺は笑いをこらえるのに必死だった。
222 :221:2007/07/24(火) 22:57:40 ID:bIuQ8mSK0
そのうち担任は『先生は悪い事してる奴は目を見ればわかるんだ。』 『お前らの中に犯人がいることはわかってるんだぞ』
『先生は学校の近くに住んでるんだ、ピンポンダッシュをしている奴を見かけたら許さない』
などと抜かしだした。俺はおかしくてしょうがなくなっていた。
担任は普段優しいが、異常なほど正義感が強くこういったことには凄くうるさいたちだった。
髭をはやしたしょぼくれた中年男であるが、万引きした生徒に摂関をして暴\力沙汰になったと言う伝説がある。
そして俺のピンポンダッシュはどんどんエスカレートしていった。
友達のいない俺は、ほとんど趣味のようにピンポンダッシュを繰り返した。
ある日の事、担任が
『全員机に顔を伏せろ。もし、ここに悪質なピンポンダッシュをしてる奴がいたら静かに手を上げろ。』
『今だったら許すが、あとでわかったら許さないぞ!』
と言い出した。俺は顔を伏せて笑っていた。
しかし担任が自分の側ばかり通るので少しヒヤッとした。
だが、わかるわけがない。
仮に見つかっても、逃げているうしろ姿しか見えないだろうし。
顔を見られたとしてもどこの誰だがわからなければ特定など出来ない。
それを確信した上でピンポンダッシュをやっているのだから。
俺はその日、例の家に30回以上ベルを鳴らしてやった。
223 :221:2007/07/24(火) 22:59:24 ID:bIuQ8mSK0
次の日担任は言った『ピンポンダッシュを同じ日に何回もされた人が苦情の電話をかけてきて
カンカンに怒っているぞ、絶対に許さないと言っているぞ』
俺はそれを聞いて、今度からはもっと注意してやるかと思った。
放課後、担任が俺に言った。
『話がある。』
俺はドキッとした。
ばれる訳がない、ばれる訳がない、と心の中で繰り返した。
職員室に呼び出されこう言われた
『お前みたいな奴が、ピンポンダッシュをしているって情報があるんだがおまえか??』
俺は特定できる訳がないと思っていたので『絶対にやっていません』と言った。
『本当か、正直に名乗り出れば今ならまだ間に合うぞ?』
『・・・』
『絶対にやっていません』
『そうか、ここだとちょっとあれだから別の場所で話そうか』
俺は、二人きりになって脅して話させる魂胆か、特定はできないんだから絶対にしらをきり通してやる。
と思った。
コメント一覧
セロテープ貼ってみたかったなぁ。
続きが気になる
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!!!
担任は言った『実は先生の家は学校のすぐ近くにあるからそこで話そうか』
俺はそこまでするか・・この正義感野郎が・・という感じだった。
今度は、絶対にしらを通しきってやる、絶対にしらを通しきってやると心の中で繰り返した。
俺は担任のあとについて歩いた。
『着いたぞ!!』担任が言った。
担任の家はボロボロだった
そして、真っ赤な軽自動車のようなダサい車が止まっていた。
おわり
俺だけじゃないはず!
そんな※ばっかじゃ、転載元載せてくれなくなるだろが。
…と賢者タイムの俺は思ってる。
誤爆しました…
目が覚めました…
本当に本当にごめんなさい。
エロい奴は黙ってオナッてろカス
続き無いのよりそっちにイライラしたわ
家が動いた?!!
かなり入ってるから削除されそうなもんだが