■ (以下は10月16日付け週刊朝日「JALを食い物にした悪いヤツら」より引用)2003年1月、「関西空港を舞台に起きた“事件”」は、「航空業界で語り草」になっている。「ある日、兼子勲・JAL会長(当時)に、岩村敬・国交審議官(当時)」から電話がかかってきた。岩村氏は電話で「運賃の値上げは絶対に認められません」と凄んだという。
関空の大赤字を救済するため、岩村氏のような航空官僚によって大坂伊丹空港から発着する航空会社が支払う「着陸料」が3割以上値上げされた。そのため航空会社は年間30億円以上の負担増を運賃値上げで埋め合わせしようとした。しかしこのような岩村氏の恫喝のため「運賃値上げを2ヶ月以上見送らざるを得なくなった」という。「共産主義でもこんな暴挙はない」(JAL関係者)
岩村氏は、値上げされれば客が減る、関空の赤字ももっと増える、ふざけんじゃねえぞ・・・と思ったのだろう。(ちなみに岩村氏は現在は(株)関西国際空港に天下りしている)
また1994年の関空の開港時には「北海道など1000キロを越える路線は一律関空に移転」という「航空会社泣かせの政策がゴリ押し」された。
「街中で利便性の高い伊丹空港から、誰もわざわざ不便な関空に移りたくなかった。でも運輸省(当時)は行政指導という形で介入してきた」(JAL元役員)
また、先月JALは国内の29の路線を廃止する自主再建策を提示したが、「赤字路線代表格」のである東京⇔南紀白浜は外れていた。和歌山県選出の二階俊博・元運輸相の影響力は「野党になっても健在」なのだ。「誰が見てもリストラの最有力候補。これが残ったのは二階さんが小選挙区で当選したこと以外、理由がない」(国交省関係者)
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朝日だって公器としての報道をきちんとしてるわけで※1にうだうだ言われるようなもんじゃねぇだろ
二階はあまり関係ないと思うぞ