35 :本当にあった怖い名無し :2010/01/13(水) 23:41:17 ID:4lqDwnoy0
流れを読まずにおいていくぜ。俺がガキの頃なんだけど親が旅行で留守の夜、窓の外に変なヤツ来た。
一応二本足で立ってて人間っぽいんだけど知能は低いみたいで、ベタァっと窓にはりついて、両手でバンバンとガラスをはたいてるだけだった。
そのバン!バン!って音にびっくりして目を覚ましたんだけど、カーテン越しにそいつの影が浮かび上がってて超怖かった。
それ以上にヤバかったのが、窓の鍵が閉まってなかったこと。
カーテンを開け窓の鍵を閉める勇気なんか到底無かった事。
布団かぶって姿を隠すしか無かった。こういう時の布団って異様に心強いよな。
早く朝になれよと思って時計見たらAM2:00、絶望。
ガラスをたたく音がだんだん早くなってきたと思ったら、そいつは今度はガタガタと窓をゆすり始めた。
いよいよヤバいな、せめて飼い猫だけは逃がしてやろうと身構えた。
だんだん窓がズレていくのが音でわかった、臭い風も入ってきた
本当にこれまでか、死ぬのは構わないが怖い思いだけはイヤだ! と覚悟を決めたところで、家で飼ってた15歳の老ハスキー犬が、普段絶対に出さないような声で「オイ!コノヤロウテメエ!」と叫んだ。
たまたま鳴き声がそう聞こえただけかも知れないが、その一声で窓の外の変なヤツはどこかへ消えてしまった。
今まで重苦しかった空気がスっと軽くなり、俺は心底救われたと感じた。
深夜だったが俺は外にでて俺より年上のデッカイ犬に抱きついて、それはもうすごい勢いで泣きまくった。
犬も俺を待っていてくれたのか何もいわずに胸を貸してくれた。
そんな命の恩人だった犬も、高校1年の3学期に母が急死したのをきっかけにみるみる弱り、俺の膝枕の上でその最期を迎えた。
だが、よき兄貴分であったあの犬は、今でも俺を守ってくれているに違いない。
そう思うと勇気がわいてきて、どんな困難でも乗り切れる気がする。
いつでもいっしょってこういう事だよな?
コメント一覧
ハスキーどんだけ長生きなんだよ…
さっきもレースのカーテン破いて親父に怒られた。
カーテンの向こうに 何か がいたんだね
セクスィー犬
シーザーで想像してみた
これは怖いw
犬がチョビなら
「オイ!コノヤロウてめえ!」
は猫のセリフだな。
つ【動物のお医者さん】
俺はやるぜ!
不思議と母カワイソス
いや、書き主が悪くも文才がないわけでも無いのだが
ところが、
外にでたら犬がいない。
悪い予感がした。どこからか臭い風が吹き出した。
その時、背後に気配を感じて僕は振り向いてしまった。
そこにいたのは「ドッキリ大成功」と書かれたプラカードを持ったハスキー犬と知能が低い変な奴。
なんと猫とレス主以外は全て仕掛け人。これには猫も苦笑い。