あの日あの時あのダルマ
コピペ投稿者:名無しさん
コピペ投稿日時:2008/03/23 12:25
コピペ投稿日時:2008/03/23 12:25
ある日、ドラえもんが部屋に帰ると、のび太くんがグッタリしています。
ドラえもんが、「どうしたんだ? しっかりしろ。」とききます。
すると、のび太くんは、遊んでいて、ママがとても大切にしている指輪(
ゆびわ)を、なくしたそうです。
のび太くんは、「ママが今、指輪を探(さが)している。 きっと、自白
(じはく)させられて、きびしく叱(しか)られてしまう。 そうなると
思うと、勉強なんかできないよ。 明日のテストは、きっと0点だ!」と
泣いて話しました。
そこでドラえもんが出してくれたのが、『なくし物とりよせ機』です。
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この機械は、頭の中で形を思い浮かべるだけで、なくした物を何でも取り
よせてくれるのです。
さっそく使ってみると、ママの指輪を取りよせることができました。
大喜(おおよろこ)びの、のび太くん。
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ドラえもんは、「さっ、これで安心して勉強できるよね」と言います。
でも、のび太くんは、いつもの様に、まだこの道具を使いたいようです。
「きのう、なくした10円よ、出て来い!」……10円が出てきました。
「じゃあ、1000円よ、出て来い!」……今度は、出てきません。
「なくさないけど、使っちゃった1000円は、ダメなんだ。」と、のび
太くんはガッカリします。
ドラえもんが「勉強しろ!!」と言いますが、のび太くんは開き直って「
どうせ勉強しても、しなくても、結果は同じさ」と答えました。
とうとうドラえもんは、怒(おこ)って部屋を出て行きます。
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のび太くんは、こりずに道具を使っています。
「ママに捨(す)てられたマンガよ、出て来い!」
「おととしになくした飛行機よ、出て来い!」
「山でなくした麦(むぎ)わら帽子(ぼうし)よ、出て来い!」
こうして、ドンドン、ドンドン、なつかしい物を取りよせました。
~~~
哺乳瓶(ほにゅうびん)が出てきたので、赤ちゃんみたいにミルクを飲ん
でみたりしました。
「あのころは、『勉強しろ』なんて追い立てられなかったから、よかった
なぁ。」そんなことをのび太くんが言っています。
「過ぎた日をなつかしむよりも、もっと未来に目を向けなよ。 前を向い
て進みなよ。」
ドラえもんは、そう言います。
でも、のび太くんは「どうせロクな未来じゃないさ。頭も悪いしね。何を
やっても、失敗ばかり。」といじけています。
ドラえもんは、困(こま)って部屋を出て行きます。
……今回は、のび太くんの心は本当に疲(つか)れていて、重症(じゅう
しょう)です。
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「ずうっと、子供のままで、いたいな。 いつまでも、いつまでも。」オ
モチャのクルマで遊びながら、のび太くんがつぶやきます。
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そこで、のび太くんは、古い小さなダルマを見つけます。
「おばあちゃんがくれたダルマだ。 やさしかった、…おばあちゃん。」
小さい頃のことを、のび太くんは思い出します。
庭(にわ)で転(ころ)んで泣いていたのび太くんの前に、病気で寝(ね
)ていたおばあちゃんがやって来て、ダルマを目の前に落とします。
すると、転がっていたダルマは、自分で立ち上がりました。
「さ、ダルマさんも、おっきしたよ。 のびちゃんも、自分でおっきでき
るよね?」
小さなのび太くんは、病気のおばあちゃんを心配して、泣いたことを謝(
あやま)ります。
フトンに横になったおばあちゃんは、「転(ころ)んでも転んでも、ひと
りでおっきできる、ダルマさんのような強い子に、のびちゃんがなってく
れると……おばあちゃんは、とても安心なんだけどな。」と、やさしく言
います。
そこで小さいのび太くんは、「ぼく、ダルマになる。 やくそくするよ、
おばあちゃん。」と言いました。
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「あれから、すぐだったなぁ……おばあちゃんが死んだのは……。」
ダルマを抱(だ)いて、のび太くんは泣いています。
でも、いつまでも、のび太くんは泣いていません。
すっくと立ち上がると、勉強を自分から始めました。
「ぼく、ひとりで起きるよ。 これからも、何度も何度も、転ぶだろうけ
ど。必ず起きるから。 だから、安心してね、おばあちゃん。」
コメント一覧
ネタバレだし削除希望
でも、とりあえずキモに入れたヤツ出て来い
お前にコンティニューだ!
と言ってちんちん擦り出すのかと思ったのに
キモーの評価は、コピペの内容にではなく
このサイトに投稿した
投稿者に対してのものじゃないかな
米12
亡くしものかwww
おばあちゃんの死体が出てきてギャーってオチかと
まで読んだ
で一瞬、底知れない恐怖を感じたんだが
多分同じ気持ちになった