514 :本当にあった怖い名無し:2007/05/16(水) 12:51:57 ID:dTmGxY030
小学校にまだ行かないころの記憶。
母親が「いいところに行こうね」と言って、自分の手を引いて家の外に出た。
どこか楽しいところに連れて行ってもらえるんだと思って、嬉しくなって一緒に歩いた。
しばらく歩いた後、母親は踏み切りのところで立ち止まって動かなくなった。
電車が来ているわけでもないのに、なんで踏み切りを渡らないのか不思議だったけど、自分も黙って一緒に立っていた。
その内に遮断機が降りて電車がやってきた。
そうしたら母親が、ものすごく強く自分の手を握り締めた。
電車が通り過ぎて遮断機が上がっても、まだ母親は歩き出さなかった。
何回も電車が通り過ぎて、そのたびにぎゅーっと握られた手の感触の記憶が残っている。
今も人と手をつなぐのが嫌いだ。
コメント一覧
が、GJだw
電車が通る
↓
母親「うひょー!」
↓
手をギュッと握る
お母さんが急に海にピクニックに連れて行ってくれて
岸壁でぎゅっと手を握って
「おかぁさん、手ェ痛い…」と言って見ると
お母さんの腕は脂汗と鳥肌まみれでブルブル震えてて…
オカアサンは鉄子→踏切は電車を見れるから「いいところ」なんだな
俺はこの親子に脳内でひどいことしたよ、ごめんよ