むかし、キョロ助という猫がいた。18歳でオス。
キョロ助は生まれて間もなく近くのゴミ捨て場に「誰かもらってください」という張り紙を貼った
小さなダンボール箱に入れられて捨てられていた。
それを見た当時中学生だったうちの姉が親に内緒で引き取って人の家でこっそり飼って育てていた。
後々それが親にわかり、1ヵ月後に飼えるようになったが。
それから18年、キョロ助はある日突然姿を消した。
心配になって俺と姉で夜遅くまで探したが、見つからなかった。
翌朝、近所のおばちゃんが「キョロちゃん昨日のお昼ごろ何かくわえてヨロヨロ歩いてたよ」と言いに来た。
いつもと様子がおかしかったので心配だったが、お客さんが来てたのであんまり見てなかったらしい。
それを聞いたうちの姉が、あっ!と声を上げて慌てて走り出した。
行った先はキョロ助が最初に1ヶ月隠れて飼っていたその近所の人の家の物置小屋だった。
恐る恐る入っていってのぞいてみると、案の定、奥でキョロ助が死んでいた。
ふと見ると、キョロ助は見覚えのあるものを枕に穏やかな表情で寝てるようだった。
その見覚えのあるものとは、姉がキョロ助の誕生日に作ってあげた毛糸の帽子だった。
近所のおばちゃんが何かくわえてるというのがそれだった。
キョロ助は生まれて間もなく近くのゴミ捨て場に「誰かもらってください」という張り紙を貼った
小さなダンボール箱に入れられて捨てられていた。
それを見た当時中学生だったうちの姉が親に内緒で引き取って人の家でこっそり飼って育てていた。
後々それが親にわかり、1ヵ月後に飼えるようになったが。
それから18年、キョロ助はある日突然姿を消した。
心配になって俺と姉で夜遅くまで探したが、見つからなかった。
翌朝、近所のおばちゃんが「キョロちゃん昨日のお昼ごろ何かくわえてヨロヨロ歩いてたよ」と言いに来た。
いつもと様子がおかしかったので心配だったが、お客さんが来てたのであんまり見てなかったらしい。
それを聞いたうちの姉が、あっ!と声を上げて慌てて走り出した。
行った先はキョロ助が最初に1ヶ月隠れて飼っていたその近所の人の家の物置小屋だった。
恐る恐る入っていってのぞいてみると、案の定、奥でキョロ助が死んでいた。
ふと見ると、キョロ助は見覚えのあるものを枕に穏やかな表情で寝てるようだった。
その見覚えのあるものとは、姉がキョロ助の誕生日に作ってあげた毛糸の帽子だった。
近所のおばちゃんが何かくわえてるというのがそれだった。
コメント一覧
さよならネネ
いや、もちろん悲しいだろうけどね。
うちも実家の猫が大往生したって泣くだろうよ
そこから5年ほどウチで暮らしたけど去年逝ってしまいました。
臆病なくせにケンカばかりして大きな傷作ってきたりしたけど
綺麗な黒で顔小さくて凛として長いしっぽを機嫌がいい時は床にペシペシしたりして
可愛かったなぁ・・・まぁナデナデしたいなぁ・・・
家族って感覚は、知性があるかどうかに関わらず、伝わるもんなんだなあ
うちの猫も長生きしてほしい
なんか切ない
シロアリ駆除の業者がマジでビビッてた
これみて思い出して涙がとまらにい。
たった半年だったけど色々なものをもらった。
猫感謝。
そしてマジレスすると真夏でも1日でウジはわかない
そしてマジレスすると真夏なら半日で目や肛門にウジがわく
釣られちゃ駄目でしょw
それはもしかしたら正解かもしれねーな。
確かに思いやりなのかもしれないな。
でも一匹で死ぬのも寂しいから、この猫は
せめて思い出の品を傍らにおいていたのかもしれんね・・・
ナルシスト乙