昨日までとは違う気がする
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:uy0Q0I8p
コピペ投稿日時:2010/03/20 10:07
コピペ投稿日時:2010/03/20 10:07
175 名前:素敵な旦那様[sage] 投稿日:2006/03/27(月) 16:16:35
すこし前、おふくろが死んだ。俺とおふくろは仲が悪いわけではなかったが、おふくろが病弱な妹の世話に
いつも追われていたため、なんとなく打ち解けない感じで育った。
おふくろが亡くなった時、寂しいというか妙な喪失感でかなり落ち込んでいた。
昨日もちょっとしたことでおふくろを思い出して落ち込んでいたら、
「ちょっとこれ味見して」と妻が伊達巻を持ってきた。
食ってみたら、いつもの妻の味と違う。
なつかしい、おふくろの味。おふくろの大得意だった伊達巻の味だ。
おふくろは結婚前から入退院を繰り返していたから、妻がおふくろに料理を
教わる暇などなかったはずだ。
一度花見に行ったときにおふくろの弁当を食べたけれど、一度食べたくらいで
こんなにも再現できるものだろうか。
不思議に思っていたら、妻が一冊の古いノートを差し出しながら言った。
「お母さんが亡くなるちょっと前に、私にレシピノートをくださったのよ。
子供のころ偏食だったあなたのために、お母さんが一生懸命作られたそうよ。
『偏食癖が出てきたら使ってね』って下さったけど、もしかしたらこれで
元気が出るかもと思って。」
ノートには「○○(俺)のレシピ」と書かれていた。
中には、野菜入りのハンバーグ、ふわふわの甘いオムレツなど俺の好物の作り方が
おふくろらしい小さな丁寧な字でいっぱい書いてあった。
ああこれ好きだったなあ、これは病気のときよく作ってくれたっけ。
妹ばかり可愛がって、俺のことはかまってくれないと思っていたけど、
おふくろはちゃんと俺のことを思っていてくれたんだなあ。
そう思うと泣けて泣けて仕方なかった。
まだ悲しいことは悲しいけど、なんとなく昨日までとは違う気がする。
ちょっとだけ元気が出た。
コメント一覧
部屋から出れば会えるはずなのに…(ノд<。)゜。
文句なんか情けなくて一つも言えない
って思った
痴呆の親の面倒なんて見てられん
お前も北朝鮮あたりに捨てに行ってもらえ
それが嫌なら自分が親になってみろ
親になったら、普通は『分かる』はずだ
※6の親は童貞なんだろう
俺働くよ
学生の就職とかがあるから来月がんばる
一年先もこのまま宣言乙
しかし、痴呆の親の介護に振り回されて疲れ果ててしまう人も
決して珍しくないのも事実
幸い、現代には介護施設というものがあるから「捨てる」必要はない
そういうのを上手く利用して
父ちゃん母ちゃんに「子供たちに負担をかけている」なんて負い目を感じさせることなく
穏やかな時間を過ごしてもらおうぜ
あんたのご両親は幸せだな。
病弱の妹は俺が面倒見る。
異邦人思い出した