83 名前:彼氏いない歴774年[sage] 投稿日:2008/03/03(月) 21:03:27 ID:DBslIuFL
喪女ならでは、というわけではないかもしれませんが…私の家は、母、母の連れ子の私、父、父の連れ子の兄という構成で、少し複雑な家です。
私が中学2年、兄が大学生の時、母と父の仲はとても悪く家の雰囲気は最悪でした。
少しの事で大きな喧嘩を毎日のようにしだす両親が私は大嫌いでした。
兄と私は仲が悪いわけでもなく、かといって特別仲が良いわけでもなく、お互い無関心。
あまりにも家が嫌いすぎて、学校が終わったら友達の家に遊びに行くか、どこかふらついて時間を潰すかして家に帰る時間を少しでも遅らすのが、その頃の私の毎日でした。
そんな生活の中、朝から父と母が今までにない大きな喧嘩をしました。
父は母を叩き母は皿を割り、そして激しい言い合い。
その日私は家に帰りませんでした。
制服のまま、学校の用意を持ったまま、近くの神社(神社と言える程立派なものでなく、すごく寂れてて静かに狛犬がいる程度な場所です)で陽が落ちるのを感じていました。
薄暗い木の影に座ってぼんやりしていると、自然に涙がこぼれました。
帰りたくない、このままここにいたい、と私はずっとずっと心の中で叫んでいました。
完全に日も暮れ怖くなるぐらい真っ暗になった辺りは、私を余計孤独にしました。もう馬鹿みたいに大泣きしましたよ。
するといきなり肩を叩かれました。
振り向くと兄が無表情でこちらを見ていて
「帰るぞ!」
と少し怒鳴って腕を引っ張らてきたんです。
私は大泣きしかながらむちゃくちゃに抵抗しました。
そしたら兄は今までに見た事ない顔をして、「心配したんだからな」
と一言呟きました。
その一言でまた私は大泣き。
兄は私の手をしっかり繋いでくれて、家まで一緒に帰りました。
その後両親にひたすら謝られ、兄にはこってり怒られました。
でもこの事がきっかけで家は落ち着き、みんな仲良くなりました。
兄は何も言わないけど、ちゃんと私の事を見ててくれたんだなあと今思い出しても泣いてしまいます。
コメント一覧
うっ
諦めんな!まだイケるって!な!?
俺はヤバイのか!?
※16
コテつけて滑ると更に痛いよ