412 :本当にあった怖い名無し :2006/09/12(火) 09:20:18 ID:/KVPFHQR0
新聞の話しが出たから思い出したので俺も1つ。長いけどスマソ 2年くらい前のこと。1人暮らしを始めたばっかりのときだ。
家でマッタリしてるとインターホンが鳴った。
いつもはドアの外見るようの穴からのぞいて、そういう人っぽかったら出ないんだけど、その日は地元の友達が来る事になってたからうっかり普通に開けちまった。
新聞の勧誘だった。そいつがとんでもない奴だった。
若そうな香具師だったからなんとなく少しだけ話を聞いてしまった。それがまずかった。
自分よりも若い香具師だったから油断して甘く見てしまったのだ。まあ、そんな俺も若造なんだが…
話を初めてすぐにこんな事をまくしたてられた。
「僕はすぐそばのそこの○○新聞の事務所で働いています」
「18歳で貧乏なんですが受験のためにお金を稼いでるんです」
「芥川っていいます。珍しい名前なんで、覚えて下さいよろしくお願いします」
とにかく元気良くまくしたてられた。しかも口が臭い。
ああ、こいつは勧誘の中でも特にしつこいタイプだ…
そう思って話を打ち切ろうとすると、
「待って下さい、今ならこの野球のチケットをつけます」とか「三ヶ月無料でいいんで」とかとにかく必死だった。まあ、ここまでならよくある勧誘だろう。しかし…
続く
413 :412:2006/09/12(火) 09:22:04 ID:/KVPFHQR0
あげくの果てに、目の前で、しかもうまくドアが閉まらないような位置で土下座をして、 「お願いします」
の一点張り。
俺が「取らないから」とか「ちょっとしつこいよ」とか言っても動かない。あまりにしつこいから押し出そうとしたり軽く蹴ってみたりしたけど微動だにしない。なんか重い。
最終的に、うちに来る事になってた友達にそいつの目の前で電話をしてたら、すっと立ち上がって消えるようにドアの外に出た。
ものすごくへんな表情をしてた。呪ってきそうな感じだった。
あまりにも帰る前の雰囲気がおかしかったから、こいつはなんかやらかすんじゃないかと思い、ドアの穴から様子をうかがっていた。
続く
414 :412:2006/09/12(火) 09:23:06 ID:/KVPFHQR0
すると、上の階で勧誘を断られたそいつは俺んちの前に戻ってきて何を思ったかおもむろに自分のtimpoを取り出した。 そしてドアの横で尿を排出し始めた。
まさかの奇行に唖然とした。ドアから飛び出してぶん殴ろうかとも思ったが、小便がかかるのは勘弁だったからドアの中から一括した。
そいつはすぐに逃げた。
俺はどうしていいかわからなかったが、とりあえず、名前も勤務所もわかっていたので、俺はすぐに警察に電話をした。
しばらくしたら、偉い人らしき人とその芥川と二人で謝罪に来た。
芥川はその期に及んで言い訳を始めた。
偉い人「お前どこで小便したんだ!?」
芥川「あ、あっちのほうで…」
俺「いや、ここです、ここでしました」
等、なかなかに往生際が悪い。
もうそいつの顔を見たくなかったので体よく帰ってもらった。
後日、その○○新聞から
「最近うちの勧誘が様々なお客様に迷惑をかけているようでスミマセンでした。」
という謝罪の家回りがあったそうで、近所の友人宅には来たらしい。うちには来ていないが。
それからしばらくはインターホンのピンポンの音が鬱な気分を引き起こしてたよ。
長くてスマンでしたー
コメント一覧
電話が来て断ったのにもう一回かかってきて
また断ったのにまたかかってきた
しかもなぜか、Bフレッツ(+so-net)導入してから
勧誘電話が頻繁に来るようになった。
なんという無礼な・・・
閣下に謝れ
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