コピペ運動会

教習前に何かの説明して、いざMTバイクに皆でまたがろうと言う時に
指導員が、あ、AT限定の人って居る？って思い出したように聞いて、完全にATはオマケ扱い
現場に5人程いて、その内2人は若い女だったが、聞いてみると2人ともMT
なんだATはいないのか、と皆で再度MTにまたがろうと言う時に、よく見ると
後ろに居たチャラ男1人だけがAT限定で阿呆面で小さく手を挙げていた

一瞬にして現場が凍りついて、チャラ男はバツが悪そうな表情をした
そんなチャラ男を不憫に思ったのか、その状況を変えようと、指導員は、
なんだお前、男のくせにATなのかよー、とチャラ男を茶化し始めた
しかしチャラ男は一向に表情を崩さず、雰囲気は更に凍りついていく
もうこうなったらと腹をくくったのか、指導員は捨て身で笑いを求め、
お前、金玉付いてんのかー？とチャラ男のズボンを一気に脱がした
いささか突飛な行動ではあったが、チンポでも出せば笑いが起きると思ったようだ
しかしそこに、金玉は無かった、それどころか竿もなく、
代わりに竿のようなもの、金玉のようなものが付いているだけだった
チャラ男と思われていたのは、実は性同一性障害の女性であった
性転換手術で男になった以上、趣味も男らしくあろうと
バイクに乗ることを決意、しかし作られたその男性器のようなものは
意外にもろく、複雑なMT操作には耐えられそうになかった
そこで彼（彼女）は仕方なく、AT限定を選択したのであった
彼（彼女）がチンポのようなものを露出したまま、
現場は時間が止まったように凍りつき、長い長い沈黙の時が過ぎていった
やがて若い女の一人がぐすぐすと泣き出し、指導員はプルプルと震えだした
必死に耐えていた俺にも、さすがに限界の時が近づいていた
俺は何も言わずに振り返ると、再びMTバイクにまたがり、エンジンを始動した
そしてそのまま教習所を飛び出すと、夕日に向かって走り出した