70 アザミ(東京都) [sage] 2009/08/15(土) 23:19:04.64 ID:spKoyJhb Be:
うちの爺ちゃんは何処か知らんがジャングルの戦地に派遣されたある日、爺ちゃんが敵兵を警戒して身を隠しながら、ゆっくりとジャングルを進んでいると、
少し先に倒れている人影を発見、近づいてよく見ると、それは爺ちゃんの一番の戦友だった
友は無惨な姿で、既に亡くなっているのは明白であったが、爺ちゃんは友の名を呼び、
体をゆすった、そうすれば友が目を覚まして、起きあがるような気がしたそうだ
しかし幾らゆすろうとも、名前を呼ぼうとも、友からの返事はあるわけもない
爺ちゃんは友の体を揺すりながら、ボロボロと涙を落とした
そして友の胸を借り、静かに泣いた、声も出さず、いつまでも泣き続けた
そしてその内、ある不思議な事実に気づいた
友の遺体には薬指が無かったのだ、もちろん、彼は元々は五体満足であった
遺体には多少の損傷があったが、薬指だけ綺麗に無いのは明らかに不自然だった
爺ちゃんは知っていた、それは、朝鮮人の仕業であった
朝鮮人は遺体を見つけると、そこから金目の物を持ち去る、しかし遺体は死後硬直しており、
指輪などは簡単に抜くことができない、そこで朝鮮人は指ごと切って持ち去るのだ
これはもちろん爺ちゃんのみならず、多数の目撃談に基づく、戦地での常識であった
形見の指輪は既に朝鮮人の懐にあり、もはや取り戻すことはできないだろう
しかし、指自体は切り離された後、指輪から外れたかも知れなかった
朝鮮人は不要となった指を、そこいらに投げ捨てたかも知れなかった
爺ちゃんは友の薬指を、彼の元に戻してやりたかった
それから三日三晩、爺ちゃんは上官の目を盗んで、ジャングルの中、友の指を探した
時に降りしきる雨の中、ずぶ濡れになりながら、敵兵の危険や罠があるかも知れない中を、
必死になって、泥まみれになって探し続けた
しかし結局、友の指は見つからなかった
戦後何十年、爺ちゃんは最近亡くなるまで、
指を見つけてやれず友には申し訳なかったと、いつも口癖のように呟いていた
73 アザミ(東京都) [sage] 2009/08/15(土) 23:19:55.10 ID:spKoyJhb Be:
爺ちゃんがハワイだかパプアニューギニアだか、とにかく南国に赴いたとき、上官がヤシの木に登ってココナッツを取ってこいと、爺ちゃんに命令を下した
爺ちゃんは木登り名人として通っていて、たとえ枝の無いヤシの木であろうとも
木登りはお手の物だった、すぐに上まで辿り着くと、早速、ヤシの実を
下で待っている戦友に渡すべく、もぎ取った
すると、ヤシの実の中から、突如として妙な黒い液体が噴出してきた
何だ? 爺ちゃんが覗き込むと、それは液体でなく、小さな蟻の大群であった
爺ちゃんはバランスを取りながら、手にまとわりついた蟻を払いのけた
しかし蟻は危機を察して、際限なく噴出してくる
ヤシの実の中には思いのほか蟻が詰まっていたようで、
次第に爺ちゃんの体は蟻だらけになってしまった
通常、蟻が体に付いた時は、指でつまむか弾くものだが、爺ちゃんに付いた蟻の数は膨大で、
体全体で振り落とす感じであったという、結局爺ちゃんはバランスを崩し、
ヤシの木から転落、その高さは結構なもので、打ち所が悪ければ死の危険があった
しかし、爺ちゃんは死ななかった、それどころか、かすり傷一つ負わなかった
それは、下にいた友人が、落ちてきた蟻で蟻まみれになりながらも、
爺ちゃんを受け止めるべく待機していたからであった
そんな命の恩人であった戦友は、>>70の時に亡くなった
以来、蟻とその時の記憶が爺ちゃんの中で一つとなったのか、
爺ちゃんは蟻を見たとき、顔をしかめて首を押さえ、痒いような仕草をした
そして暫く無言になり、物思いに耽っていた
コメント一覧
派兵された朝鮮人日本兵だったとしても他の日本兵の目を盗んで指切り取って持っていくのが
「戦地での常識」と言われるほど蔓延するかな?
まあそれとは関係なく在日は半島帰れ。徴兵義務果たせ。納税しろ。嘘をつくな。
これ豆な
アリーヴェデルチ!(おやすみなさい)
∧_∧∩
( ゚∀゚)ミ
⊂ ⊂ミ
(つ ノ
(ノ
__/(___
/__(____/
おはよう
KAMEI氏ね
↓
日本語がおかしいですぞ
当時は金属じゃなかったのか?