68 拉爾夫・労倫特(東京都) [sage] 2008/08/17(日) 10:26:23.93 ID:5jfmZi7p0 Be:
以前、中学生の頃、友人とともに公園に遊びに行った時に知的障害と思われる小学3,4年くらいの少女が構って欲しいのか近づいて来た
「私はスウェッチ、花の妖精よ」と自己紹介をした彼女は、
本当に自分が妖精であると信じているかのようであった
初めは俺たちもそんな少女をからかうのが楽しく、食べていたお菓子をあげたりと
構ってあげていたんだが、いつまでもくっついてくるので段々と面倒になり、
お母さんは何処行った?と、彼女に暗に母の元に帰るように促した
すると、スウェッチは急に泣き出し、
「お母さんは死んじゃったの!お父さんも死んじゃったの!」と叫びだした
聞くと現在、スウェッチの母と父は、その時、俺たちが座っていた公園中央の山、
滑り台として遊ぶためのその石造りの山の下に、何者かによって埋められているとのことであった
さすがにそんなはずはないと思いながらも、スウェッチの家族構成を聞いてみると
現在、彼女は祖父と2人で暮らしていると言う、では祖父は今、どこに居るのか、
迎えには来ないのか、聞いてみると、スウェッチは急にフフフと笑い出し、
山から下りると、近くの木の陰に立ち、俺に向かってこう言った
「あなたならいいわ、一緒に寝ましょ」
スウェッチは小学生にして、その言葉の意味を知っているようであった
俺は苦笑いし、友人たちは、行ってこいよ、楽しんでこいよ、と俺をからかったが
さすがに俺にロリコン趣味はなく、知的障害の子とする趣味もなく、
そんな場所でやる勇気もなく、なにより俺は当時、中学1年で童貞であったので
その誘いには乗らなかった、
その後、俺たちは再びスウェッチと遊んで、何か、たわいもないことを話して別れた
俺の胸には、スウェッチが年齢に見合わないことを知っていた事実と、
スウェッチの言う祖父との二人暮らしとの関連が気になり、いつまでもモヤモヤと残った
69 拉爾夫・労倫特(東京都) [sage] 2008/08/17(日) 10:27:27.82 ID:5jfmZi7p0 Be:
それから一月くらいして、俺がその公園の横を通りがかると、中では相変わらずスウェッチが駆け回っていた俺が気付かれないように中に入って、スウェッチの様子を見ていると、
彼女は娘であろう小1くらいの女児を連れた中年の男に付きまとい、
「ギュニク(牛肉)が手に入った!見て!見て!」と話しかけていた
彼女の手元には野良猫かなにかの餌だろうか、プラスチックの簡易なトレイに
食べ散らかされた牛肉か何か、真っ赤な生肉の食べカスが残っていた
その娘連れの中年の男にとっては牛肉など別段、なにも珍しく無く、
また、娘にそんな障害のある子が近づいて来ては困ると言う様子で
必死に逃げ回るが、スウェッチとしては構って欲しいので食い下がる、しまいには
「ギュニクおいしいよ!」と言って、動物の食べカスの生肉を口にして見せた
中年男はそんなことはおかまいなしに、娘を抱えて一目散に逃げて行く
俺はさすがにそんな生肉を食べるのを止めさせようと、スウェッチを止めようと考えたが
何だか急に空しさが込み上げ、そのまま後ろに振り返り、スウェッチを置いて帰路についた
あの時のスウェッチはO157にかからずに無事だろうか、このスレを開いて、ふと気になった
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