585 おさかなくわえた名無しさん sage 2006/11/17(金) 16:21:48 ID:KyOrTK0t
実家の母から電話がかかってきた しつこい勧誘やら訪問販売やらの相談だった
なんでも、以前に一度訪問販売から買ってしまったらしく
なにかのリストに載ったのか、それからほとんど毎日のようにいろんな訪問販売が来て困っていると言う
ひどい時には一日に5人以上も来るとか
というわけで週末の休みに有給を足してちょっとした連休をつくって里帰り
そして翌日、問題の訪問販売とやらが早速きてくれた
正直、休み中に来てくれなかったらどうしようとか思ってたので嬉々として迎え撃つ
来たのはどう見ても20代前半のお姉さん
商品は台所用品
普通にいりません(´・ω・`)
仏頂面で一通り説明を聞いたあと、
俺「・・・あんた、その仕事はじめて何年目?」
販「2年目ですが・・・?」
俺「2年目ならそれで終りってこたぁないだろう?」
販「え・・・」
俺「こない、ぜんっぜんこない、その商品の魅力とかが全く伝わってこない」
俺「あんた、今の自分の売り込みに自信があるか?」
販「・・・」
俺「今の売り込みが今のあんたにできる精一杯か?それが限界か?」
販「いぇ・・・・」
俺「よし!あと30分やる!もう一回やりなおしてみろ」
そしてまたはじまる商品説明
まぁ当たり前だが内容はほとんど変わらず、むしろ声に怯えが混じっててさっきよりだめだめ
586 おさかなくわえた名無しさん sage 2006/11/17(金) 16:22:47 ID:KyOrTK0t
説明が途切れた所で腕時計を見る 俺「どうした、まだ17分余ってるぞ?」
販「ごめんなさい・・・」
俺「なにを謝ってる」
販「いえ・・・・」
俺「で、今の売り込みで、あんたなら買いたいと思うか?」
販「ごめんなさい・・・」
俺「だからなに謝ってんだ」
販「いえ・・・買いたいと・・・・・・思わないです・・・・・・・・・・・・・」
俺「そうか、なら買いたいと思わせられる売込みができるようになったらまた来い」
俺「いつでも相手してやる」
販「はい・・・ごめんなさい・・・・」
俺「だからなにを謝る」
販「いえ・・・」
戦闘終了
どう見ても俺のほうが悪者です(´∀`)
さらに翌日、頭頂部の眩しいおっさんがパソコン関係のもの?を売り込みにくるが、
まったく同じように撃退
一日あけて今度はやけに新しすぎるスーツが眩しい青年がくるが、やはり容赦なく撃退
それから2日間は敵襲はなく、連休終了して自宅に戻る
そしてそれから2週間
訪れる訪問販売の数が激減したそうな
たまに来る奴は俺のまねして撃退してるとか・・・
コメント一覧
長いし
終いには、セールスマンの研修所になっちゃったりして。
そもそも武勇伝とかそういう趣旨じゃねーのか?
わざわざ言ってやるなよ野暮天。
つまんねー
つまんねー
普通の人がDQNにみえるのかもわからん。
多分すんでる世界が違うんだろう。
対人恐怖のヒッキーには『俺には出来ねぇこんな真似』っていう
妬みを含む叩きになるんだね
ってオチかと思った
世界中がお前のような奴ばかりならきっと世の中平和な気がする
…俺だけか
※15「テリーマン」
ブロッケンJr「お前だけに、いいカッコさせるかよ」
※15「ブロッケンJr・・・」
ロビンマスク「正義超人は、おまえだけじゃないんだぜ 」
ウォーズマン「コーホー」
※15「みんな・・・」
悪魔超人「こ、これが友情パワーか」
シナリオ分岐じゃないんだよ。
面倒くさいうえに買わなきゃおいしい客じゃなくなる。
それで成功。