ある曲になったら突然嫁が歌い出した
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:iBgaY6vL
コピペ投稿日時:2010/07/05 02:08
コピペ投稿日時:2010/07/05 02:08
妻と初めてした会話 7言目
namidame.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1275993803/l50
嫁「(俺の名字)さん?ですよね?」
俺「(嫁のフルネーム)さんですか?」
嫁「はい、乗って良いですか?」
俺「ええ、もちろん」
助手席に座った嫁、タオル地のハンカチで汗をぬぐった。
嫁「凄く小さい赤い車っていうからもっと小さいかと思っていました」
俺「ええ?この車(KPスターレット)は小さいですよ」
嫁「だって、ナンバープレートの色が黄色くないじゃないですか」
俺「え?」
嫁「友達に聞いたんですよ、私、車の種類なんか全く知らないから」
俺「ナンバープレートが白くてもこれは小さいと思いますよ」
嫁「え、でも、お父さん、お母さん、子供2人の四人家族なら充分じゃないですか」
俺「…そうですか?」
嫁「…私が身長低いから、そう思うだけかもしれません、、」
20代の気の利いた社会人男性はみんなデートカーを持っていた80年代の事。
取引先の社長に孫娘をドライブに誘うように頼まれた俺は、
電話で指定された駅のロータリーを駐車違反で捕まらないようグルグル回っていた。
車種(車の形)と車体色を伝えていた。
世間一般には小さいと言われ馬鹿にされていた車であった。
会話も弾まなかったが、社長からはいつもGOサインが出ていたので断れず、
ズルズルと月一程度でデートに誘っていた。
会うたびにお菓子とか、お弁当とかを作ってきたのは
嫁のアピールだと気付かなかったので、嫁の方でも断れなくなっていると考え、
どう別れを切り出すべきか考えていた。
最初の出会いから半年ほど経った2月に、そのKPの助手席に座った嫁は
今まで音楽など気にしてなかったのに、カセットテープを取り出して
嫁「これ、聞いていいですか?」
俺「…ええ、どうぞ」
それには松田聖子の曲が入ってた、正直いうと音楽でも趣味が合わないと思った。
でもある曲になったら突然嫁が歌い出した、カラオケは恥ずかしいから嫌いといってたのに。
嫁「♪なぜ知り合ってから半年過ぎても貴方って手もにぎらない♪」
その当時微妙に古臭くなっていた、『赤いスイートピー』だった。
俺はその時まで嫁の手を握った事などなかった(仕事に影響するといけないので)。
ああ、と思った。
嫁は詰まらない女なのではなく、俺の感性が鈍かったんだと悟った。
横目で嫁を見ると真っ赤な顔をしながら俺の方を見ていた。
嫁「♪なぜ貴方が時計をチラッと見るたび泣きそうな気分になるの♪」
嫁の後ろには相模湾に沈む夕陽。
その日にの内に給料の3ヶ月分の現金が用意できなかったので、
嫁に赤いスイートピーを買おうと思って花屋に行った。
赤いスイートピーなんてないと嫁と店員に笑われた。
代わりに買った黄色いフリージアと白いカスミソウは嫁がドライフラワーにして、
今も嫁の箪笥の奥に仕舞ってある、、、と思う。
FIN
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163 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/07/04(日) 20:58:54
おっさんもさんかするぞ、 嫁「(俺の名字)さん?ですよね?」
俺「(嫁のフルネーム)さんですか?」
嫁「はい、乗って良いですか?」
俺「ええ、もちろん」
助手席に座った嫁、タオル地のハンカチで汗をぬぐった。
嫁「凄く小さい赤い車っていうからもっと小さいかと思っていました」
俺「ええ?この車(KPスターレット)は小さいですよ」
嫁「だって、ナンバープレートの色が黄色くないじゃないですか」
俺「え?」
嫁「友達に聞いたんですよ、私、車の種類なんか全く知らないから」
俺「ナンバープレートが白くてもこれは小さいと思いますよ」
嫁「え、でも、お父さん、お母さん、子供2人の四人家族なら充分じゃないですか」
俺「…そうですか?」
嫁「…私が身長低いから、そう思うだけかもしれません、、」
20代の気の利いた社会人男性はみんなデートカーを持っていた80年代の事。
取引先の社長に孫娘をドライブに誘うように頼まれた俺は、
電話で指定された駅のロータリーを駐車違反で捕まらないようグルグル回っていた。
車種(車の形)と車体色を伝えていた。
世間一般には小さいと言われ馬鹿にされていた車であった。
170 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/07/04(日) 22:11:06
嫁は悪い意味でシャイだったので、一緒にいて面白くなかった。 会話も弾まなかったが、社長からはいつもGOサインが出ていたので断れず、
ズルズルと月一程度でデートに誘っていた。
会うたびにお菓子とか、お弁当とかを作ってきたのは
嫁のアピールだと気付かなかったので、嫁の方でも断れなくなっていると考え、
どう別れを切り出すべきか考えていた。
最初の出会いから半年ほど経った2月に、そのKPの助手席に座った嫁は
今まで音楽など気にしてなかったのに、カセットテープを取り出して
嫁「これ、聞いていいですか?」
俺「…ええ、どうぞ」
それには松田聖子の曲が入ってた、正直いうと音楽でも趣味が合わないと思った。
でもある曲になったら突然嫁が歌い出した、カラオケは恥ずかしいから嫌いといってたのに。
嫁「♪なぜ知り合ってから半年過ぎても貴方って手もにぎらない♪」
その当時微妙に古臭くなっていた、『赤いスイートピー』だった。
俺はその時まで嫁の手を握った事などなかった(仕事に影響するといけないので)。
ああ、と思った。
嫁は詰まらない女なのではなく、俺の感性が鈍かったんだと悟った。
横目で嫁を見ると真っ赤な顔をしながら俺の方を見ていた。
嫁「♪なぜ貴方が時計をチラッと見るたび泣きそうな気分になるの♪」
嫁の後ろには相模湾に沈む夕陽。
その日にの内に給料の3ヶ月分の現金が用意できなかったので、
嫁に赤いスイートピーを買おうと思って花屋に行った。
赤いスイートピーなんてないと嫁と店員に笑われた。
代わりに買った黄色いフリージアと白いカスミソウは嫁がドライフラワーにして、
今も嫁の箪笥の奥に仕舞ってある、、、と思う。
FIN
コメント一覧
kpを。
お前の稼ぎが…
ともかくいい話だなあ
けつに挿す用?
嫁さんと子供と孫に見送られて
死にやがれw
ってやかましいわアホタレ!
想像してワロタw
はいは…もげろ!
ねじれてもげて弾けて消えろ!!
落ち着いて一緒に酒でも飲もうぜ