161 :本当にあった怖い名無し :2008/05/02(金) 10:43:53 ID:YgcUyYZ40
親戚の話なんだけど、心霊というよりツクモガミかな?親戚は建築会社に勤めていて、その日は何年も続いた大規模工事の現場終了日。現場事務所に使っていた3階建てのプレハブも、その日解体される事になっていた。
この現場、親戚が新入社員の頃に配属されて、ずっと苦楽を共にした現場だったんだと。
備品も引上げ終わり、空っぽになった室内。親戚は3Fに1人残って、事務所の床にちょびっと酒をたらして感謝と労をねぎらう言葉をかけたそうだ。
そのとたん、室内の扉という扉が「バン!」と開く。まるで、「出て行け!」と言われているように手近な扉から外階段に続く扉まで。親戚、ギョッとしつつもすごく怖くなって恐る恐る階段を降り始めたところ……
某大地震発生。あ、と思う間もなくプレハブは倒壊。
まだ階段にいた親戚は当然巻き込まれたんだけど、奇跡的に階段と、階段のひさしがまるで親戚の体をガードするように落下してきて、ほぼ無傷。(瓦礫から引っ張り出されるまで、居心地は良い空間だったそうだw)
その他の現場人員も「何故か」「偶然」プレハブの近くからは離れていて、人的被害は皆無。
プレハブが守ってくれたんだと言ってるよ。個人的にはプレハブというよりその土地の神様が助けてくれたんだと思うけど…どっちにしろいい話だと思った。
コメント一覧
あるんだろうなぁこういう事って。
良いね。すごいなー
某ってどの地震だろうねー