1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:29:51.83ID:+Cs27CUc0
かなりの駄文で読みにくいと思うが 興味があれば聞いてくれ。
俺が小学生の時
町内じゃ有名な不良がいた。
名前は雄太(仮名)という名前だった
中学生だったそいつは
小学生に対して高圧的な態度をとったり
ねくらっぽい高校生に絡んだり
厨房のくせに酒、タバコをやったり
学校にはいかなかったり
他の中学校の生徒との喧嘩は日常茶飯事という
いわゆるどうしようもないDQNだった。
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:31:03.07ID:+Cs27CUc0
現に俺も一度だけそいつに絡まれたことはある。 木のぼりをしていたらそいつとその友人に
因縁をつけられたのだ。
それ以来俺は雄太をみつけると
逃げるようになっていた。
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:33:25.59ID:+Cs27CUc0
そんなある日、母親がゲーセンでアルバイトをしていたのだが 母親とその同僚とでの俺の家での飲み会があった。
母親の同僚は世間で言うビッチで、なぜこんな年老いた母親と
仲がいいのかも当時でも謎であった。
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:33:53.99ID:gwSgSHWh0
今何歳? いろいろとスペック家
>>7
今20歳
大学生♂身長180のもやし。
このくらいでいいか?
こいつとの出会いは小4
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:37:04.58ID:+Cs27CUc0
そのとき、その同僚が「お客さんで知り合いがいるから呼んでいい?」 という話になった。
テンションがあがっていた一同は呼ぼうと言う話になったのだが
その呼んだやつは雄太なのであった。
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:41:16.89ID:+Cs27CUc0
未成年の飲酒や喫煙を黙認する母親は叩かれるかもしれないが 雄太は母親やその同僚と酒を飲んでいた
俺は正直びびっていた。
しかし雄太も俺に気付いたらしく
「この前の悪ガキか。」と話しかけてきた。
俺はびびりまくっていたが
雄太も酔っているのかなぜか優しい。
俺は不思議な気持ちになった。
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:44:01.40ID:kn84JR1n0
お前の母親は中学生と酒のむのか >>15
まぁ、母親も元ヤンだったらしいし
はっきり言って尊敬はできないな
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:47:26.84ID:+Cs27CUc0
そして夜中の12時頃だが飲み会はお開きとなった。 しかし、ビッチと雄太はなぜか泊まる事になったのだ。
そして完全に舞い上がっていた一同は
花火をすることになる。
厳格な父も寝ていてしまったため。
内緒で抜け出すことにも成功した。
今思うと母親も夜中に小学生の俺を連れだしたり
かなりおかしいかもしれない
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:53:48.95ID:+Cs27CUc0
夜の海に初めてきた俺は正直 恐怖心を抱いていた。
みんな花火で盛り上がっていたが
俺だけ車に戻りたいと言った。
すると雄太が「じゃあ俺と車の中でまってるか」
と言ったのだ。
車の中でもDQN丸出しの態度をとる雄太に対して
若干ビビっていたが。それでもビビりという心境は
すこしずつなくなっていった。
その日から次第に仲良くなっていき
今まで「雄太さん」と呼んでいたのが
「ゆうぼう」や「ゆうちゃん」と呼ぶようになっていった
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 22:58:59.36ID:+Cs27CUc0
父も仕事が忙しくなかなか家に帰ってくる日がなかったので こっそり泊まる事も珍しくなくなっていた。
ある時はプール。ある時は山にカブトムシを捕りに行ったり
近所の夏祭りにもよくいったりした。
DQNならガキの俺より中学の友達達と悪さをするのが
普通じゃないか?といった俺の勝手な思い込みも今ならあるが
当時はそんな事を気にもとめなかった。
今まで俺のことを礼儀正しくて良い子と
近所のおばさんたちは言ってくれていたが
このころから偏見の目で見るようになっていった。
しかし、小学生の俺は全く気にしなかった
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:05:00.54ID:+Cs27CUc0
母が体調不良で入院した時も俺の世話をしてくれたのは雄太だった。 このときにはすでに不良ではなく良いお兄さんといった
感情の方が強かった。
しかし、DQNはDQNなもので「ちょっと喧嘩してくる」
ということも結構あった。
俺が「喧嘩はよくない」というと
雄太は「じゃあ、これが最後な!」と言っていた。
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:12:10.14ID:+Cs27CUc0
ある日雄太とカラオケに行った。 雄太は「友達を連れてくる」と言うと
女がゾロゾロ入ってきた。
しかし、当時小学生の俺には
女どもは俺を「可愛い!」だの「将来絶対イケメン!」
などと褒めまくる
俺は良い気になっていたが
雄太とその女どもの会話は刺激が強すぎた。
俺はこの事件以降、女に対し恐怖心を抱くこととなる。
裏を返せばそのまま馴染んでしまえば
俺もDQN街道まっしぐらだったわけだ
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:17:10.93ID:+Cs27CUc0
学校でも俺と雄太の仲は噂になっていた。 俺は虎の威を借る兎状態になっていたのだ。
小学校の先生にも個別面談で
あの子と仲良くしてはいけないとまで言われた。
しかし、俺は良いように雄太を利用した。
ガキ大将でさえ雄太の名を聞けばすくみあがって逃げ出すのだ。
当時俺の学校ではガキ大将による強いポケモン強奪事件が
後を絶たなかったが俺は被害を受けなかった
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:23:25.37ID:+Cs27CUc0
母も退院したある日 俺と母とで大げんかがあった。
雄太も家にいた時なのだが
俺が母に対して言ってはいけない事を口にしたのだ。
すると雄太が無言で立ち上がり俺をグーで殴った。
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:26:44.18ID:+Cs27CUc0
親にびんたされたことはあってもグーで殴られたことはないし 今までどれだけ雄太をバカにしても
笑ってくれたりちょっとふざけた感じで
でこぴんされるくらいだった俺は
痛みよりも驚きのほうが強かった。
すると雄太は泣きながら俺に説教をした。
実は雄太の家はどうしようもない家で
雄太の家で彼は邪魔者のような扱いだったらしい。
そして家に帰りたくないという気持ちからか
夜中に外を歩いていたらそういった不良連中
とつるむことになっていったらしい。
実際、雄太は不良と言われたり
不良仲間と一緒にいるのが嫌だったらしいが
舐められたくないという気持ちが先行してしまい
間違った方向にいってしまったのだろう
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:32:29.03ID:+Cs27CUc0
雄太は「こんな毎日笑顔でいられる家庭に生まれた 事を幸せに思え」と号泣しながら言った。
普通なら俺の家も底辺のように思えるかもしれないが
自分でいうのもなんだが
両親は肝心なところは厳しいし
しっかりしつけられて今があると思う。
この事件があり
雄太は本当は弱い人間なんだと実感した。
今思えば中学生という年齢ではたしかに可哀そうにも思える
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:35:55.30ID:+Cs27CUc0
ある時旅行に行くことになった 俺が父に懇願して雄太も連れていくことになったんだが
旅行先で父の怒りが爆発する。
父はおそらく雄太が俺に悪影響を与えるとおもったのだろう。
今後一切うちの家庭に現れるなとまで言い放った。
雄太は泣きもせずにじっとうつむいていた。
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:41:09.54ID:+Cs27CUc0
それからしばらく雄太には合わなかった。 数ヵ月後に母親と道を歩いていたら
家の前にスーツ姿の雄太がいた。
毎日ジャージやだらしない服装だった雄太だったので
正直驚いた。
どうやら雄太は中学卒業後に
東京の職人(なんの職人かは忘れた)に弟子入りすることに
なったらしい。
本当にしばらく会えなくなるので
「今までお世話になりました」
「おそらくあなたたちに出会えなかったら中学卒業後も
何もせずに社会から煙たがれる存在になっていただろう」
と話した。
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:48:11.16ID:+Cs27CUc0
母親は頑張れ!というのと同時に 成人式はお祝いしてあげるから
次は立派になって父を見返すつもりで
家においでと言った。
そこから何年かたって
雄太がバイク事故で死んでしまったらしい。
DQNは結局DQNなもので
スピードの出しすぎでガードレールに突っ込んだらしい。
東京の職人に弟子入りしたが
結局やっていけずに東京でアルバイトをしていたらしいが
成人まであと2年と言うところで早世してしまった。
変な噂では暴力団とかかわりをもっていて
死んでしまったといううわさもあるが
よくわからない。
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:50:49.23ID:QPsDE0SE0
お前が母親に何を言ったか 雄太が旅行先で何をしたかを詳しく書けよ
>>69
母親にはたしか「なんで産んだんだ!」
的なことを言ったきがする。
雄太は特になにもしてない。
ただ父親が雄太を快く思わなかったって感じかな
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:53:08.74ID:+Cs27CUc0
俺は雄太に出会えたことで いろいろな事を教えてもらえた。
中学、高校とヤンキーはどこにでもいるが
そいつらに絡まれたとしても上手くさばいていくことができた
時には反面教師として彼を思い出すこともある。
そして何を勘違いしたのか俺は雄太の件で
保育士を目指すようになり今も保育士の勉強中だ
俺は雄太をいろんな意味で一生忘れないだろう。
以上駄文乱文失礼しました。
ここまで読んでくれた方ありがとうございました。
以下質問あればどうぞ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:54:06.33ID:HOyRAGCr0
意味がわからない なにが変わったんだ?
>>73
なんというか明日が雄太の命日だから
こいつのことを書きたかったって感じかな。
何がかわったかと言えば
人との付き合い方とかか。
小学生当時は嫌いな奴は嫌いって
絶対に関わらなかったけど
どんなやつにも対等な立場で話せるようになった。
まぁ、女は嫌いだけどな
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/10(金) 23:59:58.29ID:QPsDE0SE0
なんで父親は雄太が一緒に旅行行くこと了承しといて行った後に切れたの? >>81
そこは良くわからん。
元から快く思ってなかったんだろうけど
ついに爆発しちゃったって感じかな
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/11(土) 00:05:35.58ID:HOyRAGCr0
その親父をどうおもう? >>85
自分が父親だったとしても
不良と仲良くしてる息子がいれば
同じことしてたと思う。
まぁ、母親とは結局離婚しちゃったんだけどね
コメント一覧
まで読
多分母親の同僚は裕太の家庭のことを知ってて、母親もそれを聞いて親代わりに構ってあげている心境だったんじゃないかな
まあ母親も元ヤンだし、DQNはDQNだけどな
それにしても誰とでも対等に接せられるようになったけど女は嫌いとか理由がよくわからんw
何を言いたいのかポイントが定まっていない
肝心な場面がまったく描写されていない
感動しない
なんで貼ったの?
対等に接することが〜とか言ってるのに何だそれ
ガキの頃にDQNだった奴は楽でいいな
優しくしたら死んだ
まさにヤンキー先生や、金八にエコヒイキしてもらえる
ろくでなし生徒みたいなもんだね。怠け者が生活保護で
忙しい勤め人より幸せに暮らせるのと一緒で。
感動的に書いてはあるし文章も長文のわりにうまいけど、
レベルの低い人間関係だなって思った。こういう話では
悪役のほうが常識人。厳格なお父さんが。
ただのことわざをもじった表現だろ
狐どころかウサギくらい弱かった的な
幼稚園は文科省で幼稚園教諭一種(二種)免許状
就学前の子どものための教育機関で、基本の保育時間は5時間程度
保育園は厚生省で保育士資格
両親の事情で家庭保育を望めない子どもを預かる福祉施設で、基本は8時間程度の保育
夜間保育、24時間型、病児専門の保育園もある
結局まともなのは父親だけか…
離婚されて当然だろ
友達がいなくなったポッカリとした切なさは感じる
女の人は無理。気持ち悪いとかそうじゃなく、違う世界の生き物って感じがして、どうしていいか分からなくなる
この人もそんな感じかね?
変な噂では〜しまったといううわさだ
空気読めなくて申し訳ないけど、気になって仕方が無い。