445 774RR [sage] Date:2010/12/20(月) 00:56:19 ID:WTnp5tK7
「し…しようか?」 僕がボソッと呟くと、彼女はすかさずこちらを振り返った。
「な、何云ってんのよ…馬鹿じゃないの!」彼女の目には明らかに軽蔑の色があった。
「え、いや、その…」ショッピングセンターの中の小さな花屋は外の蒸し暑さが嘘のように
涼しかったが、僕は背中に冷たい汗を感じた。せっかくの彼女との初デートなのにまずいこと言ったかな…。
少し離れたところで薔薇を見ていた僕の母親くらいのおばさんも、僕らの会話が聞こえてたらしく、
チラリ横目で見ている。
「もう、恥ずかしい。わたしたち中学生よ」彼女は足早に店から出て行った。僕も慌てて後を追った。
その時、僕は自分が読めなかったその花の名前――赤紫や青紫の葉っぱが丸くいっぱいについた花の名前を
ようやく思い出していた。
コメント一覧
いや、お前さんもたいがいだよ
ハリボーの「ゴムタイヤ味」も同じ名前なんです
梨本風呂Now
やだω入浴シーンを思い浮かべたらアタシの紫陽花がωωω
秋桜
蒲公英
馴鹿
ヒマワリ、タンポポ、トナカイは除外
コスモスの可能性は否定できない
揉
(羚羊)
漢字でいう紫陽花とは
実は違う花なんだよね
ともざき。
オクラのワタの部分に見られるひらひらした組織のこと。
に捉えるもんなの?