「お婆ちゃん」 他人は呼ぶな
主婦 小宮 美知子(愛知県安城市 60歳)
この年齢になって素朴な疑問を感じた。
なぜこんな呼び名なんだろうかと。
老人会、老人保健病院、老人福祉センター。
最近、問題になっている「後期高齢者」もだ。
まだ私は呼ばれたことはないが、見知らぬ高齢者を一般的に「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」と呼ぶ。
年を取ることは恥ずべきことではない。ごく自然なことだ。でも他人から、社会から「老人」と呼ばれたくない。
団塊の世代はジーンズをはき、ビートルズを聴いて育った。
「お爺ちゃん」とか「お婆ちゃん」呼ばわりすると反発を買うだろう。
これからの我らの退職金、購買力、社会進出はすべての分野で影響力を持つ。
ファッションの分野も、すべて若者向けだ。
若者に迎合している未熟なテレビ番組も多い。
社会が成熟していないのだ。
だが、これからはシニアの人たちの社会に占める割合は増し、力を無視できないだろう。
「後期高齢者」と呼ばれ、やる気にはならない。
まして「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」と、他人を決して呼ぶべきではない。
(2008年4月29日付 東京版)
還暦を迎えといて何を言っているんだ???
もう<団塊の世代はジーンズをはき、ビートルズを聴いて育った>の一文なんて意味がわからない。
だからどうしたのですか?
じゃあ、何と呼べば良いのですか?
みのもんた風に「そこのお嬢ちゃん!」ですか?
それとも、昭和ロマン溢れる雰囲気で「ヘーイ!そこのモダンガール!」ですか?
まぁ、妥当に「ご婦人」や「レディ」とでも呼べば良いのでしょうが、それはそれで発言する側が辛いです。
やはりレディは、年相応に知性と気品溢れる方でないと、呼ぶ側が拒絶反応を起こして舌を噛み切りそうになります。
確かに「後期高齢者」との言葉は酷いと思いますが、それでも「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」は親しみを込めた呼び名でしょう。
若者は「兄ちゃん」「姉ちゃん」と呼ばれ、子供が「僕」「お嬢ちゃん」と呼ばれるのと同じことです。
妙齢のご婦人なんて、結婚してなくても「奥さん」と呼ばれてますよ。
年齢や見た目によって呼び名が変わることは自然なことですし、仮に「お婆ちゃん」を禁止したとしても今度は「ご婦人」と呼ばれるほど年を取っていない・・・となり、究極的には相手を「女」としか呼べなくなってしまいます。
<ファッションの分野も、すべて若者向け>と、投稿者は今の現実を批判していますが、一般的に「女にモテたい」「男に可愛く見られたい」と考える若者を対象にすることは、ファッション誌としては正解ではないでしょうか?
また、<若者に迎合している未熟なテレビ番組>に至っては、もっと切実な問題がTV局側にあるはずです。
<これからの我らの退職金、購買力、社会進出はすべての分野で影響力を持つ>が故に、一時は老人向けの番組がよく組まれていました。
韓流ドラマもその一つでしょう。
しかし、老人向けの番組を作りまくったら、それだけ若者が離れていくことが理解できないのでしょうか。
そして、新しい時代を作るのは老人ではありません。
若者が離れた文化は、衰退するのみです。
その為、TV局側も<若者に迎合している未熟なテレビ番組>を制作し、今の若者離れをTV局関係者は危惧しているのでしょう。
そもそも、ことわざに「歌は世につれ世は歌につれ」とあるように、歌やファッションなどの流行は昔から若者のものだったはずです。
そんなことは昔からの決まりでした。
それなのに、<社会が成熟していない>はないですよね。
自分が若者の時は「大人は分かってねぇ」と歌い、大人になってからは「社会は何もわかってねぇ」と叫ぶなんて、精神構造がジーンズを履いていた時と同じではありませんか。
ここまで「お婆ちゃん」という言葉を嫌うのは、自分たちが若い頃に「大人」を馬鹿にしていたことに由来するのではないでしょうか?
そして、今の歪な社会を作ってしまったのが、圧倒的人数を誇る自分たちいうことから目を反らして、社会を批判しているだけでしょう。
成熟していないのは社会ではありません。成熟していないのは投稿者のほうです。
そして、こういうメンタリティの方々の<社会に占める割合は増し、力を無視できない>ことは、はっきり言って私たちロストジェネレーションにとって恐怖以外の何者でもありません。
ひとまず、<社会から「老人」と呼ばれたくない>のなら、年金という老人が得る権利などは全て放棄し、若者バリに働けば良いと思いますよ。
主婦 小宮 美知子(愛知県安城市 60歳)
この年齢になって素朴な疑問を感じた。
なぜこんな呼び名なんだろうかと。
老人会、老人保健病院、老人福祉センター。
最近、問題になっている「後期高齢者」もだ。
まだ私は呼ばれたことはないが、見知らぬ高齢者を一般的に「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」と呼ぶ。
年を取ることは恥ずべきことではない。ごく自然なことだ。でも他人から、社会から「老人」と呼ばれたくない。
団塊の世代はジーンズをはき、ビートルズを聴いて育った。
「お爺ちゃん」とか「お婆ちゃん」呼ばわりすると反発を買うだろう。
これからの我らの退職金、購買力、社会進出はすべての分野で影響力を持つ。
ファッションの分野も、すべて若者向けだ。
若者に迎合している未熟なテレビ番組も多い。
社会が成熟していないのだ。
だが、これからはシニアの人たちの社会に占める割合は増し、力を無視できないだろう。
「後期高齢者」と呼ばれ、やる気にはならない。
まして「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」と、他人を決して呼ぶべきではない。
(2008年4月29日付 東京版)
還暦を迎えといて何を言っているんだ???
もう<団塊の世代はジーンズをはき、ビートルズを聴いて育った>の一文なんて意味がわからない。
だからどうしたのですか?
じゃあ、何と呼べば良いのですか?
みのもんた風に「そこのお嬢ちゃん!」ですか?
それとも、昭和ロマン溢れる雰囲気で「ヘーイ!そこのモダンガール!」ですか?
まぁ、妥当に「ご婦人」や「レディ」とでも呼べば良いのでしょうが、それはそれで発言する側が辛いです。
やはりレディは、年相応に知性と気品溢れる方でないと、呼ぶ側が拒絶反応を起こして舌を噛み切りそうになります。
確かに「後期高齢者」との言葉は酷いと思いますが、それでも「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」は親しみを込めた呼び名でしょう。
若者は「兄ちゃん」「姉ちゃん」と呼ばれ、子供が「僕」「お嬢ちゃん」と呼ばれるのと同じことです。
妙齢のご婦人なんて、結婚してなくても「奥さん」と呼ばれてますよ。
年齢や見た目によって呼び名が変わることは自然なことですし、仮に「お婆ちゃん」を禁止したとしても今度は「ご婦人」と呼ばれるほど年を取っていない・・・となり、究極的には相手を「女」としか呼べなくなってしまいます。
<ファッションの分野も、すべて若者向け>と、投稿者は今の現実を批判していますが、一般的に「女にモテたい」「男に可愛く見られたい」と考える若者を対象にすることは、ファッション誌としては正解ではないでしょうか?
また、<若者に迎合している未熟なテレビ番組>に至っては、もっと切実な問題がTV局側にあるはずです。
<これからの我らの退職金、購買力、社会進出はすべての分野で影響力を持つ>が故に、一時は老人向けの番組がよく組まれていました。
韓流ドラマもその一つでしょう。
しかし、老人向けの番組を作りまくったら、それだけ若者が離れていくことが理解できないのでしょうか。
そして、新しい時代を作るのは老人ではありません。
若者が離れた文化は、衰退するのみです。
その為、TV局側も<若者に迎合している未熟なテレビ番組>を制作し、今の若者離れをTV局関係者は危惧しているのでしょう。
そもそも、ことわざに「歌は世につれ世は歌につれ」とあるように、歌やファッションなどの流行は昔から若者のものだったはずです。
そんなことは昔からの決まりでした。
それなのに、<社会が成熟していない>はないですよね。
自分が若者の時は「大人は分かってねぇ」と歌い、大人になってからは「社会は何もわかってねぇ」と叫ぶなんて、精神構造がジーンズを履いていた時と同じではありませんか。
ここまで「お婆ちゃん」という言葉を嫌うのは、自分たちが若い頃に「大人」を馬鹿にしていたことに由来するのではないでしょうか?
そして、今の歪な社会を作ってしまったのが、圧倒的人数を誇る自分たちいうことから目を反らして、社会を批判しているだけでしょう。
成熟していないのは社会ではありません。成熟していないのは投稿者のほうです。
そして、こういうメンタリティの方々の<社会に占める割合は増し、力を無視できない>ことは、はっきり言って私たちロストジェネレーションにとって恐怖以外の何者でもありません。
ひとまず、<社会から「老人」と呼ばれたくない>のなら、年金という老人が得る権利などは全て放棄し、若者バリに働けば良いと思いますよ。
コメント一覧
この小宮美知子お婆ちゃんが「シニア」って書いてるじゃん
女性はいつまでも若くいたい者。
「お婆ちゃんとよばないで(;`皿`)」
なんて可愛いじゃないか。
子供か
おばあさんならよい。
老人になる前は老人の気持ちを理解せず、老人になったら老人の気持ちを理解せよ、と。
いやまさか、前の世代の老人はビートルズを聴いてないから老人呼ばわりしてよいってことか?
尊敬する気にも、シニアと呼んでやる気にもならない。
とおっしゃっておられる。※14とはまったく違う考え。
意味ないじゃん。自己満足なの?
そういう話ではないんだけども。
自分は普通に読めたけどな。