62 名前: 名前誤発注しちゃいました。 投稿日: 2006/01/16(月) 18:12:08 ID:J/8LztKM
僕の宝物は、生まれた日にやってきたGBです。
このGBと一緒に僕は大きくなりました。
そんな僕ももう中学生。
中学校までは電車通学なので暇です。
なので通学中にいつもDr.マリオをしていたんです。
もちろんイヤホンはしていました。
ある日僕がいつものようにカプセルを投げていると、電車が揺れて
バランスをとろうとしたところ、イヤホンの線がカバンに引っかかって
いたため抜けてしまいました。
当然、音が漏れて僕は気まずくなりGBをカバンにしまいました。
そのとき隣に座っていた高校生連れが
「あれってさ、オレンジレンジの曲だよな」
「ああ。パクリじゃん」
といっているのが聞こえました。
僕は、「逆なんだけどな」と思いながらも怖くて言い出せず
ただただ、GBを握り締めるだけでした。
しかし次の瞬間、奇跡が起きました。
GBが僕心の小宇宙に語りかけてきたのです。
「かんべんならんなり」
僕は、直感でこれがGB幻想なんだと悟りました。
そしてGBからみるみる手足が生え、液晶にはドットの荒い顔が浮かんできたのです。
どことなく渡哲也に似ていました。
そして哲也は電子的な音(ポピーーー)を発しながら高校生に向かっていきました。
最初の一撃は太ったほうの高校生に当たり、高校生は物理法則を無視した
吹っ飛び方で床に叩きつけられ気絶してしまいました。
残った高校生はとてもびっくりした顔をしていましたが、すぐに攻撃を仕掛けてきました
変な棒を引っ張り出し、哲也をこれでもか、これでもかと叩きました。
哲也は電子的な音(ピピピ)を発しながらガードしていましたが、変な棒はとても固いようで
ついにはガードが崩され、液晶に当たってしまいました。
ビキ!という音とともに液晶は真っ黒になり、手足が消え普通のGBになってしまいました。
僕が駆け寄ると同時に高校生は列車は駅に着き、高校生は仲間を置いて降りていってしまいました。
僕はただ呆然とひび割れた液晶を見つめていました。
僕はとても悲しくて、涙が出てきました。
63 名前: 名前誤発注しちゃいました。 投稿日: 2006/01/16(月) 18:12:32 ID:J/8LztKM
そして涙があふれ出た瞬間、僕の小宇宙に哲也が語りかけてきました。
「男はなみだをみせるものではないなりよ。
せっしゃはお主といられたからこそこういう芸事もこなせるようになった
ひとえにお主の愛情の賜物でござ候。
せっしゃ、この心消え果てもお主の心には生き続ける」
そういった瞬間、僕の小宇宙にイメージが流れ込んできました
「これは、GBからみた僕だ。いままでの僕だ」
一瞬でしたが僕にはわかりました。
「見守っててくれたんだね」
ぼくはそうつぶやくと立ち上がり、電車を降りました。
とても寒い日でした。
僕は、改札を抜けると学校とは反対の方向へ進みました。
生まれてはじめてのサボリです。
「まだ...」
僕は走りました。
そして大きなおもちゃ屋さんに入り店員さんをみつけてこういいました
「NDSください」
FIN
コメント一覧
いや・・嘘でしょ・・・。
の略ですよ
知らなかったのかな?おバカさん(はぁと
いい悪夢みれたかよ
糞金玉共
何故かその友人と友達になりたい
日本語がおかしいのが余計イラつく
「晒しage」って知ってる?