コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:70shR3kZ
コピペ投稿日時:2011/04/12 10:09
コピペ投稿日時:2011/04/12 10:09
捜査本部にて。
俺は昨日、貧乏暮らしから解放されたばかりで有頂天だったというのに、部下が陰気な事件の話をぶり返してきた。
「警部、例の焼死事件ですが、これは不幸な事故ってことでよろしいですか?」
「例の焼死? 何の事件のことだよ。ちょっと説明してみろ。」
「ほら、先日の焼死事件ですよ。公園のベンチに座っていた金融会社の若社長が焼け死んだって事件。」
そう、それは余りにも不幸な偶然の重なった事故だった。
犠牲者の男性は、テレクラで知り合った女子大生との待ち合わせの為、街角の公園前に向かった。
その途中、アイスクリームを持っていた女子高生とぶつかって服が汚れてしまったので、急いで丁度目の前にあった洋服店に寄り、店員がしきりにお勧めした綿のTシャツを買った。
彼は公園前のベンチに座って待っていたのだが、その時地面は真っ黒だった。昨日、ベンチの背後にある公園のゴミ捨て場に書道家が大量の墨汁を捨てて行った。
今朝公園でキャッチボールをしていた青年二人の内、一人がボールを投げる際に手元が狂って墨汁の瓶を倒し、地面に墨汁をぶちまけてしまっていたのである。
彼が待ち合わせ場所で中々来ない女子大生をイライラしながら待っていると、ゴミ捨て場に主婦がサラダ油の瓶を捨てにやってきた。
その後、チンピラ風の不良がやってきて、傍の植込みやゴミ箱に当たり散らした。彼はサラダ油の瓶も蹴り倒す。地面に、油が零れた。ベンチにもそれが掛った。
最後に、学生風の男が、水の入ったペットボトルを持ってやってきた。彼は近所に住む苦学生で、猫の鳴き声がうるさかったから避けようとした、と後で供述している。
その日は晴れていた。太陽の光が燦々と照りつけ、水の入ったペットボトルにより日光が屈折、墨汁が渇いた後の、燃えやすい真黒な地面に集約した。
そして、サラダ油に引火し、パッと燃え上がった。男が逃げる間もなくそれはベンチに引火し、彼が着ていた、燃えやすい綿のTシャツにも引火してしまったのである。
「本当に、不幸な偶然が重なった哀れな事故だったな。」
「警部、偶然と言えば、その時の待ち合わせの女子大生、洋服店の店員、アイスクリームを持っていた女子高生、書道家、キャッチボールの青年達、主婦、チンピラ、苦学生の9人ですが、全員被害者の金融会社から借金をしていて、過酷な取り立てを受けていたって話ですよ。」
「うわあ、それはまた凄い偶然だな。世の中には物凄い確率の一致っていうものが存在するんだなあ。ビックリだ。
それはともかく、この事故には特に不振な点もないし、これ以上調べる必要もないだろう。」
俺は昨日、貧乏暮らしから解放されたばかりで有頂天だったというのに、部下が陰気な事件の話をぶり返してきた。
「警部、例の焼死事件ですが、これは不幸な事故ってことでよろしいですか?」
「例の焼死? 何の事件のことだよ。ちょっと説明してみろ。」
「ほら、先日の焼死事件ですよ。公園のベンチに座っていた金融会社の若社長が焼け死んだって事件。」
そう、それは余りにも不幸な偶然の重なった事故だった。
犠牲者の男性は、テレクラで知り合った女子大生との待ち合わせの為、街角の公園前に向かった。
その途中、アイスクリームを持っていた女子高生とぶつかって服が汚れてしまったので、急いで丁度目の前にあった洋服店に寄り、店員がしきりにお勧めした綿のTシャツを買った。
彼は公園前のベンチに座って待っていたのだが、その時地面は真っ黒だった。昨日、ベンチの背後にある公園のゴミ捨て場に書道家が大量の墨汁を捨てて行った。
今朝公園でキャッチボールをしていた青年二人の内、一人がボールを投げる際に手元が狂って墨汁の瓶を倒し、地面に墨汁をぶちまけてしまっていたのである。
彼が待ち合わせ場所で中々来ない女子大生をイライラしながら待っていると、ゴミ捨て場に主婦がサラダ油の瓶を捨てにやってきた。
その後、チンピラ風の不良がやってきて、傍の植込みやゴミ箱に当たり散らした。彼はサラダ油の瓶も蹴り倒す。地面に、油が零れた。ベンチにもそれが掛った。
最後に、学生風の男が、水の入ったペットボトルを持ってやってきた。彼は近所に住む苦学生で、猫の鳴き声がうるさかったから避けようとした、と後で供述している。
その日は晴れていた。太陽の光が燦々と照りつけ、水の入ったペットボトルにより日光が屈折、墨汁が渇いた後の、燃えやすい真黒な地面に集約した。
そして、サラダ油に引火し、パッと燃え上がった。男が逃げる間もなくそれはベンチに引火し、彼が着ていた、燃えやすい綿のTシャツにも引火してしまったのである。
「本当に、不幸な偶然が重なった哀れな事故だったな。」
「警部、偶然と言えば、その時の待ち合わせの女子大生、洋服店の店員、アイスクリームを持っていた女子高生、書道家、キャッチボールの青年達、主婦、チンピラ、苦学生の9人ですが、全員被害者の金融会社から借金をしていて、過酷な取り立てを受けていたって話ですよ。」
「うわあ、それはまた凄い偶然だな。世の中には物凄い確率の一致っていうものが存在するんだなあ。ビックリだ。
それはともかく、この事故には特に不振な点もないし、これ以上調べる必要もないだろう。」
コメント一覧
あと不振じゃなくて不審
色んな人が一人の人を殺したコピペの真似くさいよな
こっちは協力しあってるけど
喫茶店の電話を使うの遠慮して
目の前の電話ボックスで電話していたら
そこにあった落書きを消す為に使われた洗剤と、
自転車出す時に主婦が倒してしまった漂白剤とが反応
発生した塩素で中毒死。
懐かしい。
…オリエンタル急行も知らんヤツがこんなにいるのか。
そりゃあ今の作家は安心して大御所からでもパクれるって話だわな。
好きな小説だから言っておく。
金田一のでは解決する事件のトリックにはしていない。
ミステリマニアが起こした事件(過去話)として出てくる。
※22をよく見ろ
オリエント急行じゃなくてオリエンタル急行だ
たぶんオリエンタル急行では電脳山荘のと同じ扱われ方だったんだろう