116 :本当にあった怖い名無し :2011/05/28(土) 15:00:23.87 ID:v02DmDZL0
私の住んでいる古い家のある部屋について
その部屋は書庫というかなんというか、家中の本を詰め込んである
窓際にはちっちゃな机と座布団が置いてある、殺風景な部屋
夏はとっても涼しいもんだから、夏休みの宿題はその部屋で済ませていた
受験の時もその部屋を利用した(寒かったけど)
驚くほど集中出来るんだ
で、最近屋根裏を掃除したら古い書類やら日記やらが出てきた
実はこの家、元は血縁関係のない人達が住んでいて、その人達が亡くなったので祖父が移り住んだ経緯がある
出てきた書類やら日記やらはその元々住んでいた人達が残したものだった
それによると、私が勉強に使用していたあの部屋は、以前住んでいた人(学者)の勉強部屋だったことがわかった
ついでに、明治~大正頃の論争に疲れ果てて自害されたこともわかった。あの部屋で首を吊られたんだと
勉強に集中出来る理由がわかった気がした
怖いとは思わないけど、私は学者なぞなれない学力なのでなんだか申し訳なくなった
コメント一覧
学者が集中できる部屋を選んで研究したからだと思う
ぐうたらでも集中して勉強できるという怪異が起こる!
なんと恐ろしい…
論争に疲れて自害なんても文士らしくていいね
オカルト馬鹿にかかると、こういう哀愁も怪奇現象になっちゃうのか…
たけのこも素敵だと思うようになってきたの