平和脅かす曲芸飛行イベント
無職 遠山 武(新潟市東区 68歳)
「ブルーインパルスがやってくる」の見出しが目を引いた。
新潟市の「東区だより」は15日に、新潟空港近くで「華麗なアクロバット飛行を披露」と宣伝している。
これには次のような問題点があると思う。
(1)ブルーインパルスは兵器である。
そのアクロバット飛行を華麗と賞賛している。
国民がこの飛行を見て、そんな考えになれば世界平和のためにまずい。
特に子どもへの悪影響が危惧される。
(2)憲法は武力の保持を禁止している。
ブルーインパルスは明らかな武力であろう。それを自治体が宣伝するのは、平和憲法をないがしろにする行為である。
(3)兵器の価格水増し購入などで膨大な軍事費の無駄遣いが判明した。
この曲芸飛行も多額の税金を使って、パイロットが繰り返し訓練したり、戦闘機が燃料を消費したりする。やはり軍事費の無駄遣いだ。
(4)墜落もありうる。危険である。
(5)終戦直後だったら、平和の尊さをしみじみ味わった国民感情の発露から、この行事は行われなかったであろう。
今は平和のありがたさに鈍感になっているのではないか、平和憲法下で、こんな行事はあってはならない。
中止してほしい。
(新潟日報 2008年6月6日 「窓」)
なんとう知識のアクロバット飛行!
そして、華麗かつ優美なロジックの曲芸!
久しぶりに見る天然ものの美しい電波投稿が新潟日報より参戦して参りました。
いや、全ての項目にツッコミ所がある時点で特別賞以上は決定したのですが、そのクオリティの高さを踏まえるならば、殿堂入りにしてもおかしくないレベルでしょう。
読めば読むほど、笑えてくるんですよね。
だって、最初の項目からぶっ飛んでいるんですよ。
<ブルーインパルスは兵器である>
インパルスガンダムか何かと勘違いしているのかも知れませんが、ブルーインパルスの正式名称は「航空自衛隊第4航空団『第11飛行隊』」との名が示す通り、単なる部隊名ですよ?
なんかもう投稿の大前提から間違っているわけなんですよね。
仮にT-4ブルーインパルスを指しているとしても、このジェット機は武装していない中等練習機なので兵器ではありません。
この一文だけで、この投稿者はブルーインパルスとは何かすら理解せずにブルーインパルスを否定していることが明らかになりました。
絶賛するのであれば無知でも良いのかもしれませんが、否定するのであればそれを支持している人間よりも勉強するのが筋でしょう。
また、国民が航空ショーを華麗と賞賛することが世界平和の為にまずいと主張していますが、純粋な美と戦争は別ものではないでしょうか?
航空ショーを見て美しいと感じる感性は、練習を重ねたチアリーディングを美しいと思う感性と同種のものであって、戦争カッコイイという訳ではないと思います。
むしろ、美しいものを美しいと感じる感性が安っぽい思想に束縛されるほうが、世界平和にとって危険でしょうに。
そして、最後はお決まりの<子どもへの悪影響が危惧される>です。
どのような悪影響を受けるのか一度で良いのでご教授願いたいものですね。
何か不思議な力に目覚めて、自力で空中ショーを行うとでも言うのでしょうか?
そして、その様子を見て「ヒコウ少年になってしまった・・・」とでもボケるつもりでしょうか?
まぁ、軍隊に好印象を持つこと自体が、この手の人間が言う悪影響なのでしょう。
さて、次は2項目です。
またまた投稿者は飛ばします。
<ブルーインパルスは明らかな武力であろう>
どうやら、投稿者的には『第11飛行隊』は明らかな武力らしいです。
あの部隊が明らかに武力であるなら、海上自衛隊横須賀音楽隊も明らかな武力認定を受けてしまいます。
そして、自衛隊音楽祭りを毎年行う日本武道館も、平和憲法をないがしろにする施設ですよね。
続く項目3!
<兵器の価格水増し購入などで膨大な軍事費の無駄遣いが判明した>
この件に関しては、間違いなく自衛隊が被害者でしょう。
それで、どういう風に航空ショーを否定してくるのかと思ったら、<多額の税金を使って、パイロットが繰り返し訓練したり、戦闘機が燃料を消費したりする>から無駄なんだそうです。
航空ショーには、それを通じて国民に今の自衛隊を知って貰うという理由だけでなく、「うちの軍隊はこんなことも出来るんだぞ!」と対外的にアピールするといった、軍事デモンストレーションを担う重要なショーであったりします。
いわば、エンターティメントな軍事威嚇といったところでしょうか。
その上、アクロバット飛行の練習をすることで、パイロットの操縦練習も兼ねることが出来るといった合理的な面もあるのです。
自衛隊と国民が触れあえて、街が活性化し、血の流れないデモンストレーションを行えて、パイロットの操縦練習にもなるのに、税金が勿体ないとの理由で一蹴してしまって良いものでしょうか?
自衛隊は平和的な軍事威嚇も、パイロットの操縦練習もしてはいけないと主張しているとしか思えません。
はいはい項目4です。
墜落もあるから危険というなら、全てのパフォーマンスは禁止になってしまいます。
サーカスの存在なんて以ての外ですね。
これで最後だ!5項目。
終戦直後ではありませんが、1964年の東京オリンピックにおいて、F86Fを使用した初代86ブルーインパルスが五輪のマークを空中に描いたことは有名です。
つまり、<平和の尊さをしみじみ味わった国民感情>は、わずか19年で鈍感になってしまった模様。
なんというか、なんでこの投稿は掲載されてしまったのでしょうか。
どうして航空ショーが行えるぐらいに、今の日本が平和であると考えることが出来ないのでしょう?
無職 遠山 武(新潟市東区 68歳)
「ブルーインパルスがやってくる」の見出しが目を引いた。
新潟市の「東区だより」は15日に、新潟空港近くで「華麗なアクロバット飛行を披露」と宣伝している。
これには次のような問題点があると思う。
(1)ブルーインパルスは兵器である。
そのアクロバット飛行を華麗と賞賛している。
国民がこの飛行を見て、そんな考えになれば世界平和のためにまずい。
特に子どもへの悪影響が危惧される。
(2)憲法は武力の保持を禁止している。
ブルーインパルスは明らかな武力であろう。それを自治体が宣伝するのは、平和憲法をないがしろにする行為である。
(3)兵器の価格水増し購入などで膨大な軍事費の無駄遣いが判明した。
この曲芸飛行も多額の税金を使って、パイロットが繰り返し訓練したり、戦闘機が燃料を消費したりする。やはり軍事費の無駄遣いだ。
(4)墜落もありうる。危険である。
(5)終戦直後だったら、平和の尊さをしみじみ味わった国民感情の発露から、この行事は行われなかったであろう。
今は平和のありがたさに鈍感になっているのではないか、平和憲法下で、こんな行事はあってはならない。
中止してほしい。
(新潟日報 2008年6月6日 「窓」)
なんとう知識のアクロバット飛行!
そして、華麗かつ優美なロジックの曲芸!
久しぶりに見る天然ものの美しい電波投稿が新潟日報より参戦して参りました。
いや、全ての項目にツッコミ所がある時点で特別賞以上は決定したのですが、そのクオリティの高さを踏まえるならば、殿堂入りにしてもおかしくないレベルでしょう。
読めば読むほど、笑えてくるんですよね。
だって、最初の項目からぶっ飛んでいるんですよ。
<ブルーインパルスは兵器である>
インパルスガンダムか何かと勘違いしているのかも知れませんが、ブルーインパルスの正式名称は「航空自衛隊第4航空団『第11飛行隊』」との名が示す通り、単なる部隊名ですよ?
なんかもう投稿の大前提から間違っているわけなんですよね。
仮にT-4ブルーインパルスを指しているとしても、このジェット機は武装していない中等練習機なので兵器ではありません。
この一文だけで、この投稿者はブルーインパルスとは何かすら理解せずにブルーインパルスを否定していることが明らかになりました。
絶賛するのであれば無知でも良いのかもしれませんが、否定するのであればそれを支持している人間よりも勉強するのが筋でしょう。
また、国民が航空ショーを華麗と賞賛することが世界平和の為にまずいと主張していますが、純粋な美と戦争は別ものではないでしょうか?
航空ショーを見て美しいと感じる感性は、練習を重ねたチアリーディングを美しいと思う感性と同種のものであって、戦争カッコイイという訳ではないと思います。
むしろ、美しいものを美しいと感じる感性が安っぽい思想に束縛されるほうが、世界平和にとって危険でしょうに。
そして、最後はお決まりの<子どもへの悪影響が危惧される>です。
どのような悪影響を受けるのか一度で良いのでご教授願いたいものですね。
何か不思議な力に目覚めて、自力で空中ショーを行うとでも言うのでしょうか?
そして、その様子を見て「ヒコウ少年になってしまった・・・」とでもボケるつもりでしょうか?
まぁ、軍隊に好印象を持つこと自体が、この手の人間が言う悪影響なのでしょう。
さて、次は2項目です。
またまた投稿者は飛ばします。
<ブルーインパルスは明らかな武力であろう>
どうやら、投稿者的には『第11飛行隊』は明らかな武力らしいです。
あの部隊が明らかに武力であるなら、海上自衛隊横須賀音楽隊も明らかな武力認定を受けてしまいます。
そして、自衛隊音楽祭りを毎年行う日本武道館も、平和憲法をないがしろにする施設ですよね。
続く項目3!
<兵器の価格水増し購入などで膨大な軍事費の無駄遣いが判明した>
この件に関しては、間違いなく自衛隊が被害者でしょう。
それで、どういう風に航空ショーを否定してくるのかと思ったら、<多額の税金を使って、パイロットが繰り返し訓練したり、戦闘機が燃料を消費したりする>から無駄なんだそうです。
航空ショーには、それを通じて国民に今の自衛隊を知って貰うという理由だけでなく、「うちの軍隊はこんなことも出来るんだぞ!」と対外的にアピールするといった、軍事デモンストレーションを担う重要なショーであったりします。
いわば、エンターティメントな軍事威嚇といったところでしょうか。
その上、アクロバット飛行の練習をすることで、パイロットの操縦練習も兼ねることが出来るといった合理的な面もあるのです。
自衛隊と国民が触れあえて、街が活性化し、血の流れないデモンストレーションを行えて、パイロットの操縦練習にもなるのに、税金が勿体ないとの理由で一蹴してしまって良いものでしょうか?
自衛隊は平和的な軍事威嚇も、パイロットの操縦練習もしてはいけないと主張しているとしか思えません。
はいはい項目4です。
墜落もあるから危険というなら、全てのパフォーマンスは禁止になってしまいます。
サーカスの存在なんて以ての外ですね。
これで最後だ!5項目。
終戦直後ではありませんが、1964年の東京オリンピックにおいて、F86Fを使用した初代86ブルーインパルスが五輪のマークを空中に描いたことは有名です。
つまり、<平和の尊さをしみじみ味わった国民感情>は、わずか19年で鈍感になってしまった模様。
なんというか、なんでこの投稿は掲載されてしまったのでしょうか。
どうして航空ショーが行えるぐらいに、今の日本が平和であると考えることが出来ないのでしょう?
コメント一覧
てか個人のブログの記事だろ? 後半書いたのブログ主だろ?
同じような内容で本も出してるしブログ主の許可取らなきゃ
まずいんじゃないかな。
ただ長杉は否定しない。
前提自体は間違っていませんね。
ってかまずいんじゃないか?あれは普通の創作だし
アッー?
誰がうまいことを(ry