96 名前:名無しさん@引く手あまた 03/02/13 01:27 ID:oAacMj9G
2人の精子が、いつ終るかも分からない旅をしていた。彼らは泳いで、泳いで、泳ぎまくったが目的地を見つけられないでいた。
疲れ果てた2人のうちの1人が、もう片方に話し掛けた。
「ダメだ、もう、すっかり疲れちまった。」
「ずいぶん泳いだ気がするが、俺らは一体、どこに向かってるんだ?」
すると、もう片方が答えた。
「なーに、このまま泳いでりゃ、いつか到着するさ。」
さらに泳ぎ続けた2人は、最終的に瀕死の状態の仲間に出会った。
彼らは泳ぐのをやめて、彼に向かって尋ねた。
「や、やっと仲間に会えた。」
「なー、知っていたら教えてくれ。」
「俺らは、輸卵管を目指して旅をしてるんだが・・・」
「ほんとに、この道をまっすぐ行って間違いないんだよな?」
すると、瀕死の彼は大きな声で笑い出した。
不審に思った2人は、困惑しながら彼に尋ねた。
「なあ、なんであんた、そんなに笑ってるんだい?」
「そりゃ、あんた達失敗したな。ゴールはとんでもなく遠いぞ。」
「どうして。」
瀕死の彼は、2人の肩を叩きながら返答した。
「だって、ここ、食道だもん。」
コメント一覧
まさみ!俺の息子をよろしく!
久本「えー、どうしようかなー」
投稿者はコメンテーター様方に感謝しないとな
よって投稿者は死ね!
っていうバージョンのほうが好きだなあ