997 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/08/28(月) 15:40:44 ID:fTlIwQPsO
終電の電車に乗っていた時のこと。 電車内では酔っ払いの親父がカバンとか振り回して暴れていた。
俺にも当たったが、とりあえず我慢我慢。それで収まるはずだった…
しかし、俺のとなりには…若きヤンキーがいた!
もちろん、彼にも酔っ払いのカバンが当たる。
むしろ彼のいる場所の方が酔っ払いに近く、何度もカバン攻撃を食らっていた。
ヤバいぜ…ヤンキーがキレる。ヤンキーがキレるよ…
するとヤンキーはいきなり席を立ち上がった!
ダメだ!ヤンキーがキレた!
ヤンキー『どうぞお座り下さい』
このヤンキー席譲ってるじゃん!いい奴じゃん!
コメント一覧
そこはびしっと親父をシメないと
少なくともここで親父を〆る奴とどっちが
社会的に認められるかといえば…
席譲るなんてどんだけヘタレよw
お前どんだけDQNなんだよw
もちろん親父を〆る奴www
お前は絶対成功しないなw
英雄が一時的に讃えられても
民衆は平穏を求めるんだよ
譲ればヘタレと失笑
さぁ、どっち!
俺も目付き悪いし眉も短くて薄いから自分で見ても893にしか見えないけど、犬に吠えられただけでビビって遠回りするくらいヘタレだし…
きっとそう見えただけなんだよ、うん。
こうゆう時Tさんはどうするのだろう・・・
寺で働かせる
Tさん「…ちょっと暴れすぎだぜ、オッサン」
僕の隣に座っていた寺生まれのTさんがおもむろに口を開いた!
オヤジ「ああ!?なに〜このハゲ!」
Tさん「…」
Tさんは無言で立ち上がるとオヤジを鋭く睨みつけた!
オヤジ「…わ、悪かったよ…」
Tさん「それでいい。この席に座って大人しくしておきな」オヤジは大人しく席に座った。寺生まれのTさんの迫力に僕も呆気にとられていると、Tさんはいつものように僕に話しだした。
Tさん「人間相手に“この力”を使うわけにはいかないからな。オッサンもこれからは深酒は避けることだぜ。“さけ”だけにな、はっはっ破ァ!」
すると隣の酔っ払いのオヤジは光に包まれると跡形も無く吹き飛んだ。寺生まれってすごい!改めてそう思った。
なに今さら
当たり前の事だろ
もちろんお前も
そう考えると、別な意図があったりして……