コピペ運動会

元ネタ
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=19560010


本拠地、見滝原で迎えたワルプルギスの夜戦
圧倒的魔力の前に大量兵器も効かず惨敗だった
降りしきる大雨の中、時間遡行者ほむらは独り道路で泣いていた
まどかと出会えた喜び、感動、そして何より信頼できる仲間たち・・・
それを今、得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「一体どうすればまどかを救えるの・・・」ほむらは悔し涙を流し続けた

どれくらい経ったろうか、ほむらははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい道路の感覚が現実に引き戻した
「繰り返す・・・何度でも繰り返す・・・」ほむらは呟いた
立ち上がって伸びをした時、ほむらはふと気付いた

「あれ・・・？魔力を感じる・・・？」
そのときほむらの背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ほむらちゃん、行くよ？」
声の方に振り返ったほむらは目を疑った
「ま・・・まどか？」 　
「おい、お前大丈夫かよ？」
「杏子？・・・あなた美樹さやかと心中したんじゃ・・・」 　
「何ほむら？人を勝手に殺してどうするわけｗ」
「美樹さやか・・・」 　
暫時、唖然としていたほむらだったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・やっと勝てるんだ！」
まどかから盾を受け取り、ワルプルギスの夜へ全力疾走するほむら、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ビルの屋上で冷たくなっているほむらが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った